...すっかり香具師(やし)になったつもりである...
海野十三 「金属人間」
...あるいは香具師(やし)などが入込み...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...一四 香具山の繁つた木を根と共に掘つて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...涙で出現した神は香具山の麓の小高い處の木の下においでになる泣澤女(なきさわめ)の神です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...香具師(かうぐし)の看物(みせもの)薬売(くすりうり)の弁舌(べんぜつ)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...気高い長老で曲馬師で新古典派で香具師(やし)...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼はベートーヴェンを敗徳漢だとしシェイクスピヤを香具師(やし)だとしていて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...香具師(やし)じゃいけねえぜ」「そんな者じゃない」「だって...
中里介山 「大菩薩峠」
...もぐりの香具師の好みにしては...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これは清兵衞のためには恩も義理もある香具師(やし)仲間の大親分星野屋駒次郎の忘れ形見で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...香具師(やし)の仲間に入つたり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...香具(かく)と名を変えて伊豆の近くに住んでいたとも聞いている...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...香具師(やし)に売っても見世物に出しても...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...オデヽコ芝居、香具芝居、乞食芝居なんていふやうなものは、乞食の支配でなければならぬのに、役者に非人出が多かつたから、非人の方になつてしまつたのか、その間のことはよくわかりません...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...よく香具師(やし)と間違えられなかったね...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...どうやら香具師(やし)が口上(こうじょう)を述べたてているものらしい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...中でも一群れの香具師(やし)かと見える風態の者どもが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...香具師(やし)や...
吉川英治 「野槌の百」
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