...三 香具山の麓にあつた埴安の池の水神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...一一 香具山の鹿の肩の骨をそつくり拔いて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...一四 香具山の繁つた木を根と共に掘つて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...香具師(かうぐし)の看物(みせもの)薬売(くすりうり)の弁舌(べんぜつ)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...それは方々を渡り歩く香具師(やし)の歯医者で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...市場香具師(いちばやし)のような大げさな調子と大道乞食(だいどうこじき)のような哀れな調子とをないまぜた声で叫んだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「その熊の子をどこへ連れて行くんだい」「名古屋の香具師(やし)に売ることになりました」「香具師に売る……」と言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...香具師(やし)の懐中にも小判の片(かけ)らも見えないとすれば...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...田舍向の香具師(やし)に賣るつもりだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...旅から旅へ廻つて歩く香具師(やし)だつたんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...聞けば奇天齋といふのは香具師(やし)仲間の古顏で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...生捕つて香具師(やし)に賣るが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...頬髯をはやした人品卑しからぬ一人の香具師は...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...もし自分の家に何か香具師(やし)のような...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...香具師の手でやる芝居――香具を賣る景物に芝居をやるのもありました...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...天(あま)の香具山(かぐやま)のカグも草山の義かも知れぬ...
柳田國男 「地名の研究」
...大道で香具師(やし)の真似(まね)などしていたが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...香具師(やし)や...
吉川英治 「野槌の百」
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