...夏山に足駄を拝む首途(かどで)かな「夏山」と言ひ...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...人々は首途(かどで)に先だちて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...竹久夢二などいふ名物がみな平民社から首途したのであります...
石川三四郎 「浪」
...僕の首途(かどで)を笑って祝福しておくれ...
太宰治 「正義と微笑」
...人生の首途(かどで)...
太宰治 「正義と微笑」
...芳一には出世の首途(かどで)の際...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...その十七年の長い旅の首途(かどで)において既に...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...孝道第一の首途(かどで)に...
野村胡堂 「江戸の火術」
...喧嘩の首途(かどで)にゃ...
火野葦平 「花と龍」
...戦の首途(かどで)を前にして...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...出陣の首途にあたつて恋人との別離を惜む勇士の姿であつたが...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...首途(かどで)の乾杯を挙げ...
牧野信一 「日本橋」
...想ひを寄せる勇士の頭上にふりかけながら彼等の勲(いさほし)を乞ひ希ふ「首途(かどで)の泉」として...
牧野信一 「山彦の街」
...こゝに贐(はなむけ)の文を奉りて御首途を送りまゐらす...
正岡子規 「かけはしの記」
...首途(かどで)に蛇を見れば不吉として引き還すと...
南方熊楠 「十二支考」
...首途の祝宴を張り...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...朝敵追討大将軍の首途(かどで)それには当然...
吉川英治 「私本太平記」
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