...彼は敵軍の首級を取った...
...戦争が終わったら、首級が国民に報告される...
...国王は自分の首級を自由に扱える...
...テロリストの首級を捕まえるために、警察は捜査を続けた...
...殺人事件の首級はまだ捜査中だ...
...それを泰衡の首級を携へて降人がやつて來たといふ今の鹿角街道...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...安倍貞任(あべのさだとう)以下の首級を都に渡して...
柳田國男 「アテヌキという地名」
...虫類間に遺伝残存しおるが如き獲物飜弄の高等なるものを行いたる習性が変形遺伝せしもの(敵手の首級を投げ上げ投げ上げ歓喜したる史実厳存す...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...まだ生々しい一個の首級を置いた...
吉川英治 「三国志」
...それらの首級十幾ツをならべて検分に入れた...
吉川英治 「私本太平記」
...獄門(ごくもん)の御首級(みしるし)をうばえ」「うぬ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...年下の光春は――まだ埋める場所もなく手に抱き歩いていた父の首級(くび)を――そこへおいて云った...
吉川英治 「新書太閤記」
...父が死んだのは戦場であり、その首級は、二日二夜も抱き歩いていたのであるが、涙がこぼれて来たのは、その時が初めてであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...二千の首級は、一つ一つ検分された上、やがて、その坑へ投げこまれてゆく...
吉川英治 「新書太閤記」
...残る唯一なるもの――すなわち主君尼子勝久の首級(しるし)まで...
吉川英治 「新書太閤記」
...いさぎよく御首級(みしるし)をさずけ給え」と呼ばわり呼ばわり...
吉川英治 「新書太閤記」
...“すでに光秀の首級をあげたり”という厳たる報告に接してもなお頭のどこかで「まさか?」と疑惑する常識を一掃しきれなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...瀬兵衛の首級を目に見たのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...加藤孫六が首級(しるし)をあげた...
吉川英治 「新書太閤記」
...このときまだ、羽柴方では、その首級が、柴田勝家ではなく、身代りに立った毛受勝助であったことを知らなかったので――勝家を討ったり!北ノ庄の首級を挙げたぞ!と、動揺(どよ)めき立ち、それと共に、敵の馬印、金御幣も、奪(と)った奪った、と揉み合うばかり喊呼(かんこ)してやまなかったが、ここで、困る問題は、毛受勝助の首を挙げた者は誰か? 馬印は誰の手に克(か)ち取ったものか?諸書すべて、異説紛々で、いっこう分らないことである...
吉川英治 「新書太閤記」
...(討った! 吉良どのの御首級(みしるし)はもういただいた)彼の直感は胸のうちでこう云っていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...かんじんな首級(しるし)を取らずに行ってよいものか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...小次郎の首級(しるし)をさげて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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