...さらに飾りつけそのほかの艤装(ぎそう)がついて完成するのであった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...まばゆいばかりに飾りつけられたりっぱな洋室...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...りっぱな飾りつけをした部屋です...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...十品物の出し入れや飾りつけ...
徳田秋声 「足迹」
...この空(から)にした徳利を一本前へ飾りつけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼の食卓の上には支那めいた鉢(はち)に植えた松と梅の盆栽(ぼんさい)が飾りつけてあった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...朝の中(うち)は皆夢中になって飾りつけをしました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...花世は綺麗に飾りつけた雛壇の前で...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...花やかな祭りを催すために丸木小屋の中の飾りつけにいそしみました...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...飾りつけは毎日怠らないぜ...
牧野信一 「円卓子での話」
...定式幕(じょうしきまく)や野遠見(のどおみ)の背景や小道具の稲叢(いなむら)を飾りつけた...
正岡容 「圓太郎馬車」
...何か面白き事はなきかと頬杖のまま正面を見れば正面は一間の床の間にして例の如き飾りつけなり...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...大きな張りぬきの桜の樹が道に飾りつけてあり...
宮本百合子 「高台寺」
...再びセッセとクリスマス・ツリイの飾りつけをはじめる...
三好十郎 「その人を知らず」
...内部もまたさまざまの稀な飾りつけに照りはえているのを見るのも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...二五 お作立(さくだ)て餅や団子(だんご)を木の枝や葉などに飾りつけることを何というか...
柳田国男 「年中行事覚書」
...日本流の飾りつけが禁止されそうな恐れがある...
横光利一 「欧洲紀行」
...会堂は立派に飾りつけられた...
和辻哲郎 「鎖国」
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