...長く眺めて飽きないのはやはりこの種の顔である...
伊丹万作 「顔の美について」
...幾度見ても飽きないけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...『飽きない』と云う約束をするのは困ると云うの」「それでもいいんですか...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...そりゃ『飽きない』って云ってしまえばいいんだけれど...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...見ても見飽きない気持で...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...この現象の面白さは何遍繰返しても飽きないものである...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...私がこれを描いて飽きないのを人々は不思議がつて...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...その厭(いや)な笑うべき病状をこまかく語って飽きない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...飽きない愉しさがあり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...見て何と飽きないでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...相当の永い期間にわたって飽きないで作り出して行く作者がこれほどたくさん生きている現象は...
三好十郎 「恐怖の季節」
...そしていつまでもそれに飽きないらしく見うけられたそうです...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
......
室生犀星 「星より來れる者」
...今に飽きない...
柳宗悦 「工藝の道」
...清七自身にはどれほど繰返しても飽きないし...
山本周五郎 「さぶ」
...又は内面的に充実され得る最も理想的な表現形式である……すなわち何回繰返されても飽きないものである事が...
夢野久作 「能とは何か」
...飽きない理由は、初めから少しも功名心だとか、競争心だとか、そんな興奮は持たないからであった...
吉川英治 「旗岡巡査」
...郭公のたぐひには私は終日耳を傾けてなほ飽きない...
若山牧水 「樹木とその葉」
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