...幾度見ても飽きないけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...望んだり生きたりするのに飽きないことだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この種の変人を目近に観察したがっていたし――(彼は人間をいくら観察しても飽きない好奇心をもっていた)――パリーに関する彼の印象を知りたがっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...随分見飽きないほどに美しい事がある...
永井荷風 「銀座」
...」「いつまで見てゐても飽きないわ...
牧野信一 「痴日」
...飽きない愉しさがあり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...きき飽きないお話をもっているというのは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...見て何と飽きないでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そしていつまでもそれに飽きないらしく見うけられたそうです...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...次ぎから次ぎへと語って飽きない...
山本周五郎 「菊屋敷」
...あんたは教養があるから飽きないよ」かなえは京太にそう云った...
山本周五郎 「季節のない街」
...よく飽きないものさ」「だって本当なんですもの...
山本周五郎 「寒橋」
...こんな話になると二人とも飽きないのである...
山本周五郎 「風流太平記」
...……つまり自分の相手をまだ可愛がり飽きないうちに殺しては又...
夢野久作 「支那米の袋」
...『よく飽きないものだな』折には...
吉川英治 「人間山水図巻」
...飽きない理由は、初めから少しも功名心だとか、競争心だとか、そんな興奮は持たないからであった...
吉川英治 「旗岡巡査」
...見ていても飽きないのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...郭公のたぐひには私は終日耳を傾けてなほ飽きない...
若山牧水 「樹木とその葉」
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