...が、余程以前から、同じやうな色の褪(さ)めた水干(すゐかん)に、同じやうな萎々(なえなえ)した烏帽子(ゑぼし)をかけて、同じやうな役目を、飽きずに、毎日、繰返してゐる事だけは、確である...
芥川龍之介 「芋粥」
...私はこの人が下らない努力に何時まで飽きずにゐられるかに興味(きようみ)を有つて...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...何度でも飽きずに読むのである...
太宰治 「一燈」
...ですから飽きずにそんな質問ばかり...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...小さな主人が飽きずに幸福にしているのを確かめると...
谷譲次 「踊る地平線」
...飽きずにコツコツやつたものが...
田山録弥 「私の考へてゐる事」
...かうして油繪の出來て行く道筋を飽きずにおしまひまで見屆けようとして居るのかと思つても見た...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...空(から)の盃(さかずき)でよくああ飽きずに献酬(けんしゅう)ができると思いますわ」奥さんの言葉は少し手痛(てひど)かった...
夏目漱石 「こころ」
......
林芙美子 「新版 放浪記」
...ラルフは立ち止まって飽きずに鑑賞したかったが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...飽きずにいつもとことことやっている...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...それまで飽きずにいるかどうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ぼんやりと飽きずに眺めているかした...
山本周五郎 「似而非物語」
...飽きずに同じことをどなるのであった...
山本周五郎 「似而非物語」
...羽目板や戸袋を飽きずに水洗いするとか...
山本周五郎 「季節のない街」
...庭の中を飽きずに歩きまわったりした...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...そういう気持で飽きずに訊きまわったのだ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...などと飽きずに追求した...
山本周五郎 「山彦乙女」
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