...食事をするときに、飯を盛るために使う「飯台」を持ってきてくれますか?...
...古くからの日本の家では、「飯台」を使って家族で食事をするのが一般的でした...
...祖母が料理をするとき、いつも「飯台」にたくさんのおかずを並べてくれます...
...外国人観光客が日本人の食事習慣に興味を持って、「飯台」を買って帰る人も多いそうです...
...友達と一緒に飲み会をするとき、居酒屋で出される「飯台」に乗った料理が美味しいですね...
...飯台の上に赭(あか)い童顔を載せ...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...時としては飯台思案外史とも称していた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...飯台に凭(もた)れたまま眠ってるし...
徳永直 「冬枯れ」
...飯台に片肱を立てながら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...大きな部屋の真中に細長い飯台を据え...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...飯台のうえには、ちゃんと夕食の支度がととのえられ、金五郎の好きなイワシを煮た鍋、焼き茄子、豆腐汁、などの横には、一合徳利も置いてある...
火野葦平 「花と龍」
...飯台を急いで片づけながら涙声を上げた...
本庄陸男 「前夜」
...いつもの癖で仕事着のまゝ円(まる)い飯台(はんだい)の一方に場広くあぐらに据(す)わつて...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...昔城下で金銀の御用細工を申附かつてゐた時分から此の家の台所の飾りである大きな円飯台の周囲が久しぶりに明るく賑(にぎ)やかに見えてゐた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...昔は大勢の職人や弟子達がゐて此の飯台で二替りにも食事をしたものだとは老母がよく飯時に繰り返す一つ話であつた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...何よりも老母に今昔の感を深うさせるものは食事時に飯台の周囲の寂しいことであつた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...家へ帰ると妙に無口で仕事着のまゝ飯台の前にあぐらをかいて...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...朝飯の時飯台で其の人と落ち合つた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...それから円い飯台の前に坐ると老母はいつもの老母と少しも変りはなく...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...白磨きのがっちりした飯台が四つ...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...飯台の一つを選んで...
山本周五郎 「さぶ」
...万三郎は飯台に向って腰をかけた...
山本周五郎 「風流太平記」
...飯台に並んで腰を掛けた...
山本周五郎 「風流太平記」
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