...食事をするときに、飯を盛るために使う「飯台」を持ってきてくれますか?...
...古くからの日本の家では、「飯台」を使って家族で食事をするのが一般的でした...
...祖母が料理をするとき、いつも「飯台」にたくさんのおかずを並べてくれます...
...外国人観光客が日本人の食事習慣に興味を持って、「飯台」を買って帰る人も多いそうです...
...友達と一緒に飲み会をするとき、居酒屋で出される「飯台」に乗った料理が美味しいですね...
...飯台の上に赭(あか)い童顔を載せ...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...飯台に凭(もた)れたまま眠ってるし...
徳永直 「冬枯れ」
...留守は上飯台の連中が...
羽志主水 「監獄部屋」
...よっぽど辛(つら)かったのだろうと思ったからさ」「この鰺はもう食べませんか」「ああ」飯台が小さいためか...
林芙美子 「清貧の書」
...まだ土間の飯台から立ち上がらないのだった...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...欅(けやき)のまあたらしい飯台(はんだい)をとりまいて徳利をはや三十本...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ところで、こうやって飯台のうえを眺めてるうちに、ここへやって来て六人を殺したのはいったい誰だったか、はっきりとわかったんです」「えッ、飯台を眺めて、……やって来たやつは誰かと……」「ご所望(しょもう)なら名前までいうことが出来ます...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...飯台の上に筋(すじ)を引いて...
火野葦平 「糞尿譚」
...飯台を急いで片づけながら涙声を上げた...
本庄陸男 「前夜」
...いつもの癖で仕事着のまゝ円(まる)い飯台(はんだい)の一方に場広くあぐらに据(す)わつて...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...昔城下で金銀の御用細工を申附かつてゐた時分から此の家の台所の飾りである大きな円飯台の周囲が久しぶりに明るく賑(にぎ)やかに見えてゐた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...家へ帰ると妙に無口で仕事着のまゝ飯台の前にあぐらをかいて...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...小さな御飯台に片肱をかけ...
宮本百合子 「雲母片」
...飯台(はんだい)が二た側...
山本周五郎 「さぶ」
...万三郎は飯台に向って腰をかけた...
山本周五郎 「風流太平記」
...飯台に並んで腰を掛けた...
山本周五郎 「風流太平記」
...「年に一度か二度のこったが」脇のほうの飯台(はんだい)で職人ふうの...
山本周五郎 「へちまの木」
...奥から持ってきて飯台(はんだい)にのせると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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