...飢渇感がある: to feel thirsty and hungry ...
...飢渇状態になる: to become dehydrated ...
...飢渇のままで眠る: to go to sleep thirsty and hungry ...
...水がなくて飢渇している: to be thirsty due to lack of water ...
...飢渇に耐える: to endure thirst and hunger ...
...喜怒哀楽とか飢渇とかの本能だけしか現わすことの出来ない動物の声のようであった...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...其何時見ても絶えた事のない卑しい淺間しい飢渇の表情が...
石川啄木 「菊池君」
...あたかも飢渇(きかつ)の狼(おおかみ)の如く...
太宰治 「男女同権」
...生活に対する飢渇があるものだが...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...心と体との飢渇から...
近松秋江 「狂乱」
...飢渇の患なからしむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...飢渇を満すに足るだけの食物と...
豊島与志雄 「バラック居住者への言葉」
...一個の母親に適用されたタンタルス(訳者注 永久の飢渇に処刑せられたるギリシャ神話中の人物)の処刑を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人々の飢渇に思想を差し出し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それを求めている田舎の良書の飢渇である...
中井正一 「「良書普及運動」に寄せて」
...飢渇が目前に迫るやうになりました...
長塚節 「教師」
...皮膚が焼けつくやうな飢渇から...
林芙美子 「瀑布」
...飢渇(きかつ)...
久生十蘭 「地底獣国」
...様々な種類の寒暑や飢渇や快苦その他を知覚させる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その心情的な飢渇がいやされなければ...
宮本百合子 「現代の主題」
...唯其久しく之れ飢渇せしが為めに善き物と悪(あ)しき物とを撰ばずして之を呑噬(どんぜい)し終(つひ)に不消化不健康なる思想を蔓延せしめんことを憂ふ...
山路愛山 「凡神的唯心的傾向に就て」
...飢渇と寒さにふるへてゆく十二月の晦日に近い道に...
吉川英治 「折々の記」
...久しい飢渇(きかつ)におかれた人間が...
吉川英治 「私本太平記」
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