...どうみてもあれは颯爽というがらではない...
伊丹万作 「人間山中貞雄」
...感じが出ないわ」颯爽とこう答えた...
高見順 「如何なる星の下に」
...颯爽と生きなければならぬ...
太宰治 「諸君の位置」
...之を御しつゝ颯爽と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...颯爽と歩きたいのだ...
豊島与志雄 「母親」
...颯爽と立ちはだかる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...颯爽とビュイックの高級車で出かけて行った...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...颯爽として今までの醉つた樣子などは拭つたやうになくなつて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...六月×日颯爽として朝風をあびて...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...顔は颯爽と笑みを浮かべようとして...
原民喜 「壊滅の序曲」
...その栄ある颯爽としたブリヽアント・チヤンピオンの姿は...
牧野信一 「バラルダ物語」
...群集のざわめきでゞもあるかのやうに颯爽と若者の耳に伝はつた...
牧野信一 「パンアテナイア祭の夢」
...寧ろ颯爽とした長剣をふるつて...
牧野信一 「武者窓日記」
...颯爽とトンネルへ入っていった自分の列車がひとたびそのトンネルを出てみたら...
正岡容 「寄席」
...選手たちが颯爽とダッグ・アウトから飛び出す...
山川方夫 「昼の花火」
...颯爽として帰途についた...
吉川英治 「三国志」
...呉用(ごよう)学人は颯爽と一舟をこがせて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...若先生が颯爽とここへ見えられるまで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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