...風呂敷包みでお弁当を持っていくことがよくある....
...あの人は風呂敷包みでギフトを渡すのが好きだそうです...
...お土産を買ったので、風呂敷包みにして持っていこうと思います...
...今度の旅行で、風呂敷包みの荷物を持っていくつもりだ...
...祖母から風呂敷包みにお金を渡された...
...お定は唯もう膝の上に載せた萠黄の風呂敷包を...
石川啄木 「天鵞絨」
...ほんの一つ分けましょう」寡婦は足を止めて風呂敷包を胸のあたりへ執り...
田中貢太郎 「白い花赤い茎」
...――宿酔気味――散歩――山口へ――Sさん、Wさん、Fさん、――酔境空寂、――最終バスで帰庵、――風呂敷包も、下駄も、何もかもなくなつてしまつた、――あゝさつぱりした、よかつた!七月廿三日晴...
種田山頭火 「旅日記」
...母親に風呂敷包みなどを持ち出さぬようにいいおいて...
近松秋江 「狂乱」
...風呂敷包一つ持っていない...
寺田寅彦 「震災日記より」
...彼女は風呂敷包みを開いて...
豊島与志雄 「道化役」
...風呂敷包が紛失しているのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...不破の関守氏は風呂敷包から...
中里介山 「大菩薩峠」
...また今朝新潟の市へぶらつと行つて見たら此も仰山安いから此れだけ買うて來たといひながらまた風呂敷包から疵の入つた梨を引き出して皮の儘むしや/\と噛る...
長塚節 「佐渡が島」
...彼(かれ)は風呂敷包(ふろしきづゝみ)を持(も)つて歸(かへ)つた...
長塚節 「土」
...雑然と風呂敷包みが石塊のように四囲に転がっていて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...二つの風呂敷包みとを伴れてゆく...
三好達治 「測量船」
...父はいつも風呂敷包みをさげて...
柳田国男 「故郷七十年」
...だから風呂敷包みがどうしてできたかを説明するのには...
柳田国男 「母の手毬歌」
...小島は風呂敷包みを持っていて...
山本周五郎 「さぶ」
...「心配しなくっていい、かれらには、なにもできやしないんだ」「しかし村田も帰るほうがいいんじゃないか、家へいってみていないと、かれらはまた此処へ来ると思うが」「大丈夫だよ」背の高い平四郎は、ちょっと前跼(まえかが)みになるような歩きぶりで、座敷へはいりながら、重兵衛と松室に挨拶し、本のはいっているらしい、風呂敷包を、半之助に渡した...
山本周五郎 「山彦乙女」
...ヒクヒクと戦(わなな)く指でメリンスの風呂敷包みを掴んで引寄せると...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...敗れて風呂敷包を抱え...
横光利一 「欧洲紀行」
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