...彼女の意見を顧慮して決めた...
...全体的なバランスを顧慮する必要がある...
...彼は顧慮に欠ける行動をとった...
...顧慮なしに突き進んだ結果、失敗した...
...彼女の心情に顧慮することが大切だ...
...故に我等は藝術の製作に際して民衆と社會とを顧慮してゐてはいけない――自分は此の如き主張の中にも猶相當の理由あることを認める...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...戦役計画の立案も政治上の顧慮を重視して作戦目標および作戦路を決定し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...身なりの顧慮も要らないだろうと思ったのである...
太宰治 「服装に就いて」
...同じく過去を顧慮するにも...
津田左右吉 「日本精神について」
...吾々は次に之を顧慮してこの作用の関係を構成しなければならない...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...然るに運動の運動力を顧慮しないということは正に運動の運動学的規定を取り扱うことに外ならなかった...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...自分の未来について何等の顧慮する所もなかった...
豊島与志雄 「運命のままに」
...仕事も、世間的顧慮も、一切を打捨てて、僕はただ朗かに歩き続けた...
豊島与志雄 「故郷」
...一つには斯うした顧慮からである...
中島敦 「妖氛録」
...こう顧慮なく一心にふるまえるゲダンケの主人公が大いに羨(うらや)ましかった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...政党への顧慮(こりょ)なくしてはいかなる商売も成立しなかったことが...
火野葦平 「糞尿譚」
...実際叔母の云ふ通りであつたから何の顧慮もなく斯う答へる事が出来た...
牧野信一 「白明」
...敢て自家の利害を顧慮せず...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...些(や)や顧慮(うしろめた)いやうな氣(き)がしました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...ただ創作者としてのみ顧慮せられることを願うゆえに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...気の弱さを史上に残すことが顧慮されて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...馴(な)らせば無しにも起臥(きが)しえられてこの点はあまり顧慮しなかったものと見えます...
柳田国男 「山の人生」
...忠顕にはそんな顧慮のいとまもない...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
