...彼女はいつも怨言ばかり言っている...
...会社での仕事に不満を持ち、怨言を漏らす社員が増えている...
...怨言を言うより、前向きに考えて行動した方が良い...
...彼は怨言を吐かず、努力して問題を解決した...
...怨言を言うのは簡単だけど、人を傷つけてしまうかもしれないので気をつけよう...
...請ふ彼が再次いで鳴らしたる怨言を聞け...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...』答『それは一応(おう)尤(もっと)もなる怨言(うらみごと)であれど...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...何か市子に怨言(うらみ)でも云はれたのを思出してるかと思つた...
石川啄木 「菊池君」
...何か市子に怨言(うらみ)でも言はれたのを思出してるかと思つた...
石川啄木 「菊池君」
...他に――社会に――対するより起る処の怨言(ゑんげん)のみ...
泉鏡花 「愛と婚姻」
...頻りに怨言(うらみごと)や罵倒の意を反對に送つて來てゐたが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...神に対する怨言は...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...怨言(うらみごと)まじりに心配して訊くので...
近松秋江 「狂乱」
...あたり構はず怨言を並べる...
永井荷風 「来訪者」
...何か一応の怨言(うらみごと)をさしはさんでみようとして...
中里介山 「大菩薩峠」
...「何でも私に隠していらっしゃる事があるに違いない」とかいう怨言(えんげん)も聞かなくてはなりません...
夏目漱石 「こころ」
...大いに怨言を放ち...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...常にかうした怨言をしてゐることを...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...口に怨言を発し、面に不平を顕(あら)わし、身外みな敵のごとく、天下みな不親切なるがごとし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...けれどもその後私は毎度本人に逢(あ)うて仮初(かりそめ)にも怨言(えんげん)を云た事のない所ではない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...今度はお登和が張合なく「誠に不出来でお口に合いますまいから」と謙遜の言葉も大原の耳には怨言(えんげん)らしく聞え「イエ戴きます...
村井弦斎 「食道楽」
...ほかのことに思わせて宮は怨言(えんげん)を洩(も)らしておいでになるのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あまっさえ怨言(えんげん)を部下に唱えて士気を弱むるなど...
吉川英治 「三国志」
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