例文・使い方一覧でみる「顕官」の意味
スポンサーリンク...新しく福井県の顕官が加わるのである……さて母屋の方は... 
泉鏡花 「婦系図」
...南洲を知っているという顕官が沢山いるので...
高村光太郎 「回想録」
...顕官名士夫人らと握手を交されて...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...中には三十年ぶりに逢う顕官もあった...
徳田秋声 「蒼白い月」
...恬（てん）として既往を忘れたふりのできる顕官（けんかん）連や...
中島敦 「李陵」
...その女はある顕官の外妾（がいしょう）で...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...要路の顕官（けんかん）貴紳（きしん）...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...豪極（ごうき）にきこえた時の顕官山田○○伯を掴（つか）み...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...それぞれ大礼服や燕尾服を着た六七人の顕官が...
久生十蘭 「魔都」
...我が帝国の顕官連（けんかんれん）や美術愛好者たちがイタリアへ行った際...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...出入りする顕官たちは七日に新年の拝礼を行なった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...右大将を始め伯父君（おじぎみ）たちが皆りっぱな顕官になっていて勢力のある人たちであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あの人に号令するほどの高位顕官を願ったことはない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それらの顕官たちの計画すなわち政治が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かえって顕官の地位を占めて...
吉川英治 「三国志」
...栄花に汲々たる公卿顕官の策動が絶えない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...みな然るべき朝廷の顕官が多い...
吉川英治 「平の将門」
...中央の顕官権門の存在が...
吉川英治 「平の将門」
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