例文・使い方一覧でみる「顕官」の意味

...同郷出身の顕官岩村通俊（いわむらみちとし）氏の書生をしていて... 同郷出身の顕官岩村通俊氏の書生をしていての読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...南洲を知っているという顕官が沢山いるので... 南洲を知っているという顕官が沢山いるのでの読み方
高村光太郎「回想録」

...顕官名士夫人らと握手を交されて... 顕官名士夫人らと握手を交されての読み方
橘外男「グリュックスブルグ王室異聞」

...蔡家溝駅長オグネフ、同駅駐在中隊長オルダコフ大尉、同隊付セミン軍曹、チチハル・ホテル主人ヤアフネンコ、露国蔵相ココフツォフ、随行員、東清鉄道関係者、露支顕官、各国新聞記者団、写真班、ボウイ、日本人警部、日露支出迎人、露支両国儀仗兵、軍楽隊、露国憲兵、駅員... 蔡家溝駅長オグネフ、同駅駐在中隊長オルダコフ大尉、同隊付セミン軍曹、チチハル・ホテル主人ヤアフネンコ、露国蔵相ココフツォフ、随行員、東清鉄道関係者、露支顕官、各国新聞記者団、写真班、ボウイ、日本人警部、日露支出迎人、露支両国儀仗兵、軍楽隊、露国憲兵、駅員の読み方
林不忘「安重根」

...美々しい礼服の日清露の顕官が続々到着する... 美々しい礼服の日清露の顕官が続々到着するの読み方
林不忘「安重根」

...「ここは顕官の泊るところです... 「ここは顕官の泊るところですの読み方
徳田秋声「蒼白い月」

...裏には顕官の来て泊る新築の一構えなどもあった... 裏には顕官の来て泊る新築の一構えなどもあったの読み方
徳田秋声「黴」

...当時の顕官に接近せざるを得ない... 当時の顕官に接近せざるを得ないの読み方
長谷川時雨「朱絃舎浜子」

...多くの養女をそれぞれの顕官に呈して... 多くの養女をそれぞれの顕官に呈しての読み方
長谷川時雨「明治大正美女追憶」

...豪極（ごうき）にきこえた時の顕官山田○○伯を掴（つか）み... 豪極にきこえた時の顕官山田○○伯を掴みの読み方
長谷川時雨「明治美人伝」

...当時の無能な顕官たちを指すのであろう... 当時の無能な顕官たちを指すのであろうの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...それらの顕官たちの計画すなわち政治が... それらの顕官たちの計画すなわち政治がの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...明治の顕官貴紳は黒塗り金紋の箱馬車... 明治の顕官貴紳は黒塗り金紋の箱馬車の読み方
山本笑月「明治世相百話」

...時には顕官や淑女がその邸宅の石門に与える自身の重力を考えながら自働車を駈け込ませた...
横光利一「街の底」

...かえって顕官の地位を占めて... かえって顕官の地位を占めての読み方
吉川英治「三国志」

...河北の袁紹（えんしょう）とは共に宮中の顕官であった関係から三代の通家であります」「……？」玄徳は... 河北の袁紹とは共に宮中の顕官であった関係から三代の通家であります」「……？」玄徳はの読み方
吉川英治「三国志」