「顕」の意味
明らか
小説での「顕」の使い方
...「わたしはお前が顕わすような恐怖ならば...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...黒雲に背負(しょ)って顕(あらわ)れた...
泉鏡花 「怨霊借用」
...扉(とびら)の上にあるダイアルに示された各機の時々刻々の位置の分布を注意して見ていると一つの顕著な事実に気がつく...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...これ等は顕著なものであるが...
戸川秋骨 「翻訳製造株式会社」
...この実践を顕著に反映する意識が所謂思想であると云うことが出来よう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...毎日のように顕微鏡で雪を覗き暮しているうちにも...
中谷宇吉郎 「雪」
...どうしても顕微鏡写真をお目にかける必要がある...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...雄略寺の光顕上人が名もない土民に刺殺された一条を聞きこむと...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...探求の続いている限り思想の仮説的性質は絶えず顕(あら)わである...
三木清 「人生論ノート」
...元来は文化の歴史のマイナスの面がむすびついて一見文筆的才能と現れているようなところへ沈潜して行きつつある顕著な実例がある...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...顕兄さんのお気持も十分わかります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...五月十二日〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕五月七日 第三十三信今昼すこしすぎ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今までの悪事を露顕させてしまった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...衣服においては殊に顕著であったように考えられている...
柳田国男 「木綿以前の事」
...目立って顕れて来る...
横光利一 「夜の靴」
...以上のとおりであるが」忠顕はわざと...
吉川英治 「私本太平記」
...顕家の西上にたいして...
吉川英治 「私本太平記」
...この事は個性の没却ではなくしてかえって個性の顕揚を意味する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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