...頼山陽と硯とが大好きなので聞えてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...頼山陽を硯に比べたら...
薄田泣菫 「茶話」
...名士の好物調べも一寸面白いものだが、こゝに少しばかり挙げると、頼山陽は餅、梁川(やながは)星巌は羊羹、佐藤一斎は蕎麦(そば)、大橋訥庵(とつあん)は鰻の蒲焼、鈴木重胤(しげたね)は五目鮨(ごもくすし)が大好きであつた...
薄田泣菫 「茶話」
...吾(わが)愛する頼山陽氏と世上の物識(ものしり)とに教へる...
薄田泣菫 「茶話」
...頼山陽の最初に滞在した寺が其処から近いといふ停車場あたりからは...
田山花袋 「耶馬渓の一夜」
...次いでこれを頼山陽の「勢」と「人」との関係について...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...頼山陽がこの両者を実に混用するのも...
中井正一 「言語は生きている」
...頼山陽の息子さんの頼三樹三郎(らいみきさぶろう)なんぞという人も...
中里介山 「大菩薩峠」
...頼山陽の『日本政記』にさえも書いてある...
蜷川新 「天皇」
...木崎好尚(きざきかうしやう)さんがその著す所の「家庭の頼山陽」を贈つてくれた時である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」その二百十わたくしは此年壬辰閏(じゆん)十一月二十五日に頼山陽の未亡人里恵が広江秋水夫妻に寄せた書の後半より尚々書(なほ/\がき)に亘る文を節略して上(かみ)に挙げた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...頼山陽の易簀前後に水西荘に寓してゐた関五郎とが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...頼山陽なんかに対する反感があったのかも知れない...
柳田国男 「故郷七十年」
...頼山陽等の人口に籍々(せき/\)たるに反対して...
山路愛山 「明治文学史」
...梅女史といふ人は非常なしつかり者で頼山陽の父...
吉川英治 「折々の記」
...頼山陽(らいさんよう)の文名が一世を圧した時...
吉川英治 「剣の四君子」
...父はその青春時代の情操を頼山陽(らいさんよう)などの文章によって養われた...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
...ちょうど頼山陽がそうであったように...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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