...頼山陽(らいさんよう)の唄ったあの天草の灘から...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...言って自分で頼山陽の「雲乎(くもか)山乎(やまか)」を低声(こごえ)で興の無さそうに口ずさんでいる...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...騎虎の勢いで頼山陽をやっつけにかかり...
中里介山 「大菩薩峠」
...頼山陽の『日本政記』にさえも書いてある...
蜷川新 「天皇」
...この山腹の頼山陽文徳殿に疎開した市の戸籍課を訪ねたことがある...
原民喜 「広島の牧歌」
...頼山陽(らいさんやう)の日本外史は王政維新の元素となり...
福沢諭吉 「帝室論」
...目ぼしい物を申せば頼山陽(らいさんよう)の半切(はんせつ)の掛物(かけもの)を金(きん)二分(ぶ)に売り...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...木崎好尚(きざきかうしやう)さんがその著す所の「家庭の頼山陽」を贈つてくれた時である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...頼山陽の撰んだ行状に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...頼山陽が母梅(ばいし)を奉じて来り宿したのが十月十五日で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...強て求むれば十月既望頼山陽の訪問である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...頼山陽は茶山の病革(すみやか)なるを聞いて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その二百五江木鰐水(がくすゐ)は頼山陽を状したが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...頼山陽に従学した間も亦同じである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...頼山陽が歿前に政記の校訂を託したのは関五郎であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...何の為めに頼山陽は幕府の季世に歓迎せられしか...
山路愛山 「詩人論」
...頼山陽のお母さんのことを書いた「梅(ばいし)の杖」といふのを書いたおぼえがあります...
吉川英治 「折々の記」
...頼山陽が死ぬ前一二年の間はしょっちゅうここへ遊びに来ていた...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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