...頻々(ひんひん)と私(わたくし)の耳(みみ)にひびいで参(まい)りました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...これには――『パチノ』ノ墓穴ハ頻々(ヒンピン)タル火災ト時代ノ推移ノタメニ詳(ツマビラ)カナラザルニ至リ...
海野十三 「恐怖の口笛」
...頻々と大地震が来る...
海野十三 「第五氷河期」
...高価な宝石を持つ富豪の家庭を頻々と脅かしているのである...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」
...一 おのれかつて井川滋(いかわしげる)君と『三田文学』を編輯せし頃青年無名の作家のその著作を公(おおやけ)にせん事を迫り来れるもの頻々(ひんぴん)応接に遑(いとま)あらざるほどなるに...
永井荷風 「小説作法」
...その頃頻々としてわたくしを訪問する二人の青年文士があつた...
永井荷風 「来訪者」
...不思議さうに歸つて來るのが頻々(ひんぴん)とありました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...更に『かかる恐るべき災厄が頻々と起っているのになおそれが存続し得たとすれば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...1)Id. table iv. p. 22.疫病(ペスト)が頻々と流行していた間...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...頻々たるものがあったことがわかる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...Cf. Essay, 1st ed., Chap. V., pp. 74 ff.貧民の頻々たる困窮を救済せんがために...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...今度はそういう事が頻々あるという...
柳田国男 「木綿以前の事」
...あいつを』三書肆(ほんや)からは頻々(ひんぴん)と矢の催促をうけるので...
吉川英治 「魚紋」
...騒乱ノ聞エ頻々(ヒンピン)タルアリ...
吉川英治 「私本太平記」
...頻々(ひんぴん)と...
吉川英治 「私本太平記」
...頻々(ひんぴん)たる大岩山との往復に...
吉川英治 「新書太閤記」
...先発隊から頻々(ひんぴん)と来る伝令に接したりしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...副王配下の隊も頻々としてピサロ側に寝返った...
和辻哲郎 「鎖国」
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