...かの大胆不敵にして奇行頻々(きこうひんぴん)たる怪賊の烏啼天駆(うていてんく)といつも張合っているので有名なわけだった...
海野十三 「心臓盗難」
...のみならず拘禁されるものが頻々で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そうしたことがずいぶん頻々とあって...
大杉栄 「日本脱出記」
...この地方だけに頻々として地震が起り...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...通俗小説の作家が頻々として現れてきたことは...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...巷の風に骸骨の頬を曝す市民が頻々として続出するに至れり...
牧野信一 「変装綺譚」
...アメリカのあらゆる地方において食物の欠乏から窮乏が頻々と起ることで...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...異る島の住民の間の戦争、及び彼ら自身の間の内争は、頻々とあり、そして時にはそれは非常に破壊的である1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼らの種々の王侯やまたは彼らの種々なる隣人との間の頻々たる小争闘...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この国では非常に頻々と起る飢饉の時に...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...どんな方法でわかるのかまるでねらいうちをされるように頻々として爆弾を落されて吹き飛び...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...従ってかかる地名の頻々として用いらるるに至ったことは...
柳田國男 「地名の研究」
...始めには頻々たる流行唄(はやりうた)の移植があった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...頻々(ひんぴん)たる異国船の渡来とともに...
山本周五郎 「日本婦道記」
...頻々(ひんぴん)として起り...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...正成の手には一つの有利な情報として「関東勢ノ内ニハ頻々(ヒンピン)トシテ内紛ノ騒動絶エズ」という聞えが...
吉川英治 「私本太平記」
...騒乱ノ聞エ頻々(ヒンピン)タルアリ...
吉川英治 「私本太平記」
...頻々(ひんぴん)と...
吉川英治 「私本太平記」
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