...頻々(ひんひん)と私(わたくし)の耳(みみ)にひびいで参(まい)りました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...頻々(ぴんぴん)懸るものに非ざれば...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...という投書が頻々と舞いこんで来る有様である」と(東京日日五月二十三日付)...
戸坂潤 「社会時評」
...泣いたり笑つたりした揚句の果は復(また)旧(もと)の古巣に還るもの甚(はなはだ)頻々(ひんぴん)...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...日本には火山が多く地震が頻々と起る...
平林初之輔 「文学方法論」
...元来このツクバネソウというのは独り深山のみに生じていて頻々とは吾人と出逢わぬ貧弱な小草であって通常人里からは遠く隔った処に見受けるものであるから...
牧野富太郎 「植物記」
...今日の人々の作り出す新句新歌の上にもやはり旧慣に捉われ頻々としてこの墨守せられた誤りの字面が使われていて...
牧野富太郎 「植物記」
...異る島の住民の間の戦争、及び彼ら自身の間の内争は、頻々とあり、そして時にはそれは非常に破壊的である1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...飢饉が頻々と囘起することを述べている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これは必然的に頻々たる闘争を惹き起したことであろう(訳註)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かくて彼らの家禽の飼料などに関し頻々たる戦争の機会を見出すであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ペルシアにおいては内乱がより頻々と起るということであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それは頻々たる植民に吐け口を見出したのであった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...引続き結婚の普遍性と頻々たる反覆とを抑制する感情1)」である...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...婦人小児の頻々たる雇傭は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...従ってかかる地名の頻々として用いらるるに至ったことは...
柳田國男 「地名の研究」
...始めには頻々たる流行唄(はやりうた)の移植があった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...夜来頻々(ひんぴん)...
吉川英治 「三国志」
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