...そんな人知らない」頭振(かぶ)りをふった...
近松秋江 「うつり香」
...小村は口をきくよりも先きに頭振(かぶ)りをふって...
近松秋江 「狂乱」
...女は頭振(かぶ)りをふって...
近松秋江 「黒髪」
...私は頭振(かぶ)りをふって...
近松秋江 「霜凍る宵」
...わざと仰山(ぎょうさん)に頭振(かぶ)りをふったかと思うと...
近松秋江 「霜凍る宵」
...きかぬ気らしく頭振(かぶ)りを振りながら言い続けるのである...
近松秋江 「霜凍る宵」
...強く頭振(かぶ)りをふって呆れている...
近松秋江 「霜凍る宵」
...軽く頭振(かぶり)を掉(ふ)って...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...「否(う)む!」と頭振(かぶり)を掉った...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...沈んだ頭振を掉って...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...「否(いや)! 何うしても駄目!」と頭振(かぶり)を掉(ふ)った...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...頭振(かぶり)を掉(ふ)るのやら自分でも分らないように言った...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...お勢はだらしもなく頭振(かぶ)りを振りながら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...モウ口も聞かない聞かない」ト頭振(かぶ)りを振る娘の顔を視て...
二葉亭四迷 「浮雲」
...厭だと頭振(かぶり)を振ると...
二葉亭四迷 「平凡」
...と頭振(かぶり)を振る...
二葉亭四迷 「平凡」
...君に充分その肉を食われたら牛の三頭振(ぶり)も使わねばなるまい」小山も笑いながら「大原君少し気をつけ給え...
村井弦斎 「食道楽」
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