...八月初め主力をもってランデスフートに退却した...
石原莞爾 「戦争史大観」
...来月初めにはブエノスアイレスの大使館員に嫁いでいる娘さんを訪ねて...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...およそ二月初めから三月初旬までの間になる)で...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...ドイツの失業者は四〇六万人でこの八月初めに較べるとすでに四〇万人の減少だと...
戸坂潤 「技術の哲学」
...十月初めの夜中のことだった...
豊島与志雄 「公孫樹」
...四月初めに私は見舞うことを予報していたところ...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...月初め五六日は休みになる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...日劇へ月初めに出て...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...……九月初めの或日...
堀辰雄 「菜穂子」
...九月初めのうっとりするような光りをあびてきらめいている...
宮本百合子 「キュリー夫人」
...三月二十日すぎから四月初めの荒っぽかった天気もお思い出しになったでしょうね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...二月初めについた餅は少しも鼠にかじられなかったそうである...
武者金吉 「地震なまず」
...やっと十月末か十一月初めに...
柳田国男 「故郷七十年」
...六月初めには船岡へ帰る予定だった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...島の二月初めはまだ寒くて...
吉川英治 「私本太平記」
...四月初めの微風を駒のうえに味わいながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...散々の態で十一月初めに帰国したのであったが...
和辻哲郎 「鎖国」
...一五三三年九月初め...
和辻哲郎 「鎖国」
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