...小仏(こぼとけ)峠、長尾峠、十国峠、三国峠、徳本(とくごう)峠、針ノ木峠……即座に思い出す秋の峠のいくつかである...
石川欣一 「可愛い山」
...三国峠は法師温泉の朝の冷たい水と囲炉裏の焔...
石川欣一 「可愛い山」
...三国峠の北側には岡村家の「お助け小舎」というのがあったりする...
石川欣一 「山を思う」
...さて法師から三国峠の頂上まで折からの霧雨の中を...
石川欣一 「山を思う」
...上州から三国峠を越して越後へ入った...
石川欣一 「山を思う」
...山蛭の多いという間道を登って三国峠へ...
石川欣一 「山を思う」
...三国峠を越すことこれで十三回という一人旅のおばあさんから...
石川欣一 「山を思う」
...位置からいうても三国峠の南端にあるに反して清水峠はほぼ中央に位しているし...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...三国峠は此地方では峠らしい峠で...
種田山頭火 「行乞記」
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種田山頭火 「行乞記」
...五昼夜もかかって三国峠(みくにとうげ)を越え...
徳田秋声 「縮図」
...上越国境の三国峠を越えて...
直木三十五 「大阪を歩く」
...赤谷川人流すまで量まさる越の時雨はさもあらばあれ赤谷川はその源を越後境の三国峠に発して法師湯の前を流れる常時静かな渓流である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...三国峠か碓氷峠かを掘り抜いて日本海と太平洋とを繋ごうと企て...
柳田国男 「故郷七十年」
...それをつれて三国峠を越え...
柳田国男 「故郷七十年」
...二人はどうしたらよいのか』『三国峠に道がある...
吉川英治 「篝火の女」
...その三国峠を越え...
吉川英治 「私本太平記」
...碓氷(うすい)峠や三国峠はただ宮方勢が敗走して行った山波の彼方であったまでにすぎない...
吉川英治 「私本太平記」
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