...これは私共頭が悪いから...
海野十三 「あの世から便りをする話」
...あんがい頭が悪いね...
海野十三 「太平洋魔城」
...頭が悪いんだよ...
太宰治 「乞食学生」
...私は、きっと、頭が悪いのです...
太宰治 「千代女」
...大小方円の見さかいもつかないほどに頭が悪いおかげで大胆な実験をし大胆な理論を公にしその結果として百の間違いの内に一つ二つの真を見つけ出して学界に何がしかの貢献をしまた誤って大家の名を博する事さえある...
寺田寅彦 「科学者とあたま」
...頭が悪いと同時に頭がよくなくてはならないのである...
寺田寅彦 「科学者とあたま」
...頭が悪いのでそのころまでも大学に籍をおいていたK―が...
徳田秋声 「黴」
...滝川教授が赤くもなければまして頭が悪いなどということは到底あり得ないことを...
戸坂潤 「社会時評」
...頭が悪いんだから」「まだ空っとぼけていらっしゃる...
夏目漱石 「それから」
...頭が悪いので、条理を立てて来られると、すぐに、言葉に詰まる...
火野葦平 「花と龍」
...それだつて頭が悪いから細かには覚えてはゐない……そいつを空想を交へずに何とか思ひ出しては書き綴つてゐる...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...これは問題にもなんにもならぬ事がらだからでしょうか? やっぱり私の頭が悪いせいなのでしょうか?私の考えでは...
三好十郎 「恐怖の季節」
...これは特に頭が悪いのと遅筆のための...
三好十郎 「恐怖の季節」
...私、頭が悪いでしょ、思い出せないの...
三好十郎 「樹氷」
...そう頭が悪いのでもなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...絶世の美人なんてやはり頭が悪いにきまってますからね」彼は夫人を慰めるように...
山本周五郎 「半之助祝言」
...きさまは頭が悪いうえに...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...おじさんこそ頭が悪いぜ...
吉川英治 「新書太閤記」
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