...「こうなった以上は最後まで」と頑張って遂にあの惨敗となったのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...司令部に頑張っていることを知りました...
海野十三 「空襲葬送曲」
...ここに頑張っていたんやろな」「はア...
海野十三 「蠅男」
...預ってある遺骨には断じて異状はないと頑張って...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...どうやら頑張って商売をつづけてまいりまして...
太宰治 「ヴィヨンの妻」
...初め一万一千ルーブルで頑張ってみたうえで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...頑張って――斉彬が憎うて...
直木三十五 「南国太平記」
...仕出し弁当を取って頑張っていた七兵衛が...
中里介山 「大菩薩峠」
...頑張(がんば)るだけ頑張って行く張合いというものがあるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...まだ肝臓の中に頑張っているので...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...土地の御用聞の喜八が頑張って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...明日は姿を変えて平内様のお堂の前に頑張って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...階下(した)の六畳に頑張って居た八五郎は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それに相手はフォレの囲い場に頑張って...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...十五分ばかりは頑張っていたが...
久生十蘭 「無月物語」
...もうすこし頑張ってみよう」「金さんは...
火野葦平 「花と龍」
...禿頭(はげ)の親爺(おやじ)がピンピンして頑張っておりましたので……その親父(おやじ)が引いてくれた魚類(さかな)の荷籠(めご)に天秤棒(ぼおこ)を突込んで...
夢野久作 「近世快人伝」
...谷干城がいくら宇土櫓に頑張っても...
吉川英治 「日本名婦伝」
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