...掌(てのひら)で項(うなじ)を圧(おさ)えて...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...その宗一般に関する事項を議定するものあり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...第七七項 狂人の化け物余の郷里に一狂人ありて...
井上円了 「おばけの正体」
...最後の重要事項をあいてに申し入れた...
海野十三 「怪星ガン」
...腑(ふ)におちないさまざまの事項について不審をうった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...「若返り法と永遠の生命」の項について研究した...
海野十三 「大脳手術」
...浄蓮院富翁大徳清居士と口のうちにつぶやいてややしばらく項を垂れていたが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
......
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...之は観念論の項に譲らなければならないが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...強(こわ)き項(うなじ)を真直(ますぐ)に立てたまま...
夏目漱石 「虞美人草」
...以下の7つの一般的項目に分類できると容易にわかるだろう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...今まで己の項(うなじ)を押屈(おしかが)めていた古臭い錯雑した智識(ちしき)の重荷が卸されてしまうような...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...一項ごとに人間思想史の諸問題を併せ解くを要し...
南方熊楠 「十二支考」
...〔「戦争と平和」を読んだという項の上欄に〕○これは特別な勉強よみで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これに反して五百が抽斎の妻となると栄次郎も宗右衛門も五百の前に項(うなじ)を屈せなくてはならない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...項目はかえって約三十を減じている...
柳田国男 「年中行事覚書」
...こんな調査事項の中には...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...▲附記 呉一郎の第一回の発作に関する事件記録の要点は前掲三項の断片に残らず包含されおるを以て詳細は省略す...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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