...私が項羽を英雄の器でないとするのは...
芥川龍之介 「英雄の器」
...項(うなじ)をそらせて...
芥川龍之介 「偸盗」
...江口氏は自由黨の綱領中に勞働者解放の一項を加へんことを主張して容れられず...
石川三四郎 「浪」
...第一〇五項 倒木の再起東山道のいずれの地方にて聞きしか地名は忘れたが...
井上円了 「おばけの正体」
...第一一九項 白狐...
井上円了 「おばけの正体」
...その下に「消耗品」と「食品」との二項を設けて...
大杉栄 「日本脱出記」
...「第五項、第六項、第七項と控えてはいるが、掘出すとかえって蜂の巣をつついた様になります」とフランボーが答えた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...限られた紙幅の中に規定されただけの項目を盛り込まなければならないという必要からではあろうが...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...検閲を円満にするには出版関係者乃至著作家自身と連絡し協力する以上に理想的な方法は又とあるまいではないか(第七項)...
戸坂潤 「社会時評」
...要項を調べ、種々聞き合わせ、オリヴィエの意見をも尋ねてみた――が彼はなんの意見ももたなかったので、彼女が代わって決定してやったのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...菊千代は項垂れました...
豊島与志雄 「高尾ざんげ」
...降伏条項に適応する処置をとること...
蜷川新 「天皇」
...本項の原理も前項と同様の理由に基づいている...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...政治の事項に關して敵黨を排撃せん爲には...
福沢諭吉 「帝室論」
...何かしらん力を以ては及び難いものが蜀の年々に黒框(くろわく)の歴史事項を加えていた...
吉川英治 「三国志」
...駿馬(しゅんめ)項羽(こうう)のかげは木隠をのせて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...なお別項にしるす)程であるから...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...著者は前篇及び後篇で扱ったいずれの事項についても「研究」の名に価するほどのことをやったのではない...
和辻哲郎 「鎖国」
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