...第二項 余の実験せる障子の幽霊他人のことを紹介する前に...
井上円了 「おばけの正体」
...第三七項 金貨の幽霊余は先年...
井上円了 「おばけの正体」
...その翌日の十五日の記事に糞尿の臭気の事が三項まで書いてあるのは居士自身病床の臭気に基いたものに相違ない...
高浜虚子 「子規居士と余」
...この項、これだけのことで、読者、不要の理窟を附さぬがよい...
太宰治 「もの思う葦」
...前項(ぜんこう)に記したる糸掛(いとか)け石に於けるよりは更に太(ふと)き紐(ひも)を以て括(くく)りし者たる事殆と疑(うたが)ひ無く...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...月日がめぐって三十二歳の春ドイツに留学するまでの間におけるコーヒーと自分との交渉についてはほとんどこれという事項は記憶に残っていないようである...
寺田寅彦 「コーヒー哲学序説」
...(前項照子の思ひ出參照)國際友好鯉のぼりの會鯉幟の贈呈を初めてから二年...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...わざわざ「人格の陶冶」という項目を後から入しておいたのに...
戸坂潤 「社会時評」
...ただこの最も重大な項目をそ知らぬ顔で何気なくアッサリと中途にんであるなどと仲々面白いやり方である...
戸坂潤 「社会時評」
...研究事項によつては...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...この人は三次方程式を三項式と四項式との二種に区別し...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...我眼はこのうつむきたる少女の顫ふ項(うなじ)にのみ注がれたり...
森鴎外 「舞姫」
...グッタリと項垂(うなだ)れてしまいました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...観察要項を列挙すれば左の如し...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...尚ここに別項を設けて...
夢野久作 「能とは何か」
...禁令条項のうちでも...
吉川英治 「大岡越前」
...並びに江州(ごうしゅう)二郡の二項には...
吉川英治 「新書太閤記」
...この件は大いなる種族の間で完全な禁忌事項となっており...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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