...皆があらまし思ふ事を言つて了つた頃に...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...我が国のその頃の医学に貢献したことは...
石原純 「杉田玄白」
...ずっと近頃になっては...
石原純 「メンデレーエフ」
...封建(ほうけん)の頃(ころ)極(きは)めて風(ふう)の惡(わる)い士町(さむらひまち)で...
泉鏡花 「怪談女の輪」
...昭和二年頃に新潮社刊行の「日本文學講座」の中にも若干篇がある...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...同じ年頃の家の娘とのあいだに愛情や待遇の差別があり...
徳田秋声 「縮図」
...「今頃室内で絵が描けるものか...
豊島与志雄 「二つの途」
...二ヶ月ばかり前の頃だった...
豊島与志雄 「窓にさす影」
...私はあなたのその頃の気持が...
原民喜 「淡雪」
...四時頃家を出て、松竹座のエノケンとこを訪れる、今暁四時頃、エノケンと僕がつかみ合ひになったので、あはてた待合の女中が、近くのエノケン宅までかけつけ、エノの伯父等を連れて来たさうだ、来てみるともう機嫌直して二人でのんでるんで安心した由、ナンセンスだ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...東宝総務部長代理宮永憲一に、渋谷の道玄坂へ連れて行かれ、こゝではカルピスなどガブ/″\のみ、一時半頃帰宅...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...この頃いやにポール・ブルジェが訳されて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その頃抽斎の四人目の妻五百(いお)の姉が...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その頃の妾は今よりもズッと初心(うぶ)だったもんですからね……そんな話を平気でしいしい...
夢野久作 「支那米の袋」
...上巻大正九年(一九二〇)二月二十八日の午後零時半頃であった...
夢野久作 「暗黒公使」
...けれど、こう説明を聞いてもまだ馬良は不安そうに、「この頃、諸葛孔明(しょかつこうめい)はお留守のいとまに、折々、漢中まで出てきて、諸所の要害を、いよいよ大事と固めている由です...
吉川英治 「三国志」
...源吉は、近頃、列車を運転しながらも、ひょいと気が抜けたような、気持に襲われるのだ...
蘭郁二郎 「鉄路」
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