...秋月を仰いで洞簫を吹くの韻事をも解せざりし彼等は...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...寝言がすつかり韻が踏んであつたには驚いた...
薄田泣菫 「茶話」
...そしてその余韻は...
寺田寅彦 「ある日の経験」
...靜まり返る大ぞらの波をふたゝびゆるがして雲より雲にどよみゆく餘韻かすかに程遠く浮世の耳に絶ゆるともしるや無象の天の外下界の夢のうはごとを名殘の鐘にきゝとらん高き...
土井晩翠 「天地有情」
...言葉の一つ一つが余韻の連絡なしに別々に出てきた...
豊島与志雄 「好意」
...ヴォルテールがもし田舎出(いなかで)のアカデミー会員から音韻の注意でも受けたら...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その最後の餘韻(よゐん)を闇の中に納めると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...即ち「韻文」であると...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...所謂(いわゆる)「韻文」を成形していることである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...早く其神韻に觸れたいと思ふ...
藤原咲平 「山岳美觀」
...漸く撥を降してドンと一つ大きく響かせたかと思ふと忽ち煙りのやうにどろどろと余韻を曳かせて...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...まことに神韻縹渺としてゐる...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...分韻得麻」の七律がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...たとえ前の句の余韻を借りながらでも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...詩韻含英一部と外史の草稿とを携へて京を発し淀川を下り...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...ありがたいお説教の余韻を薄曇らせ...
夢野久作 「塵」
...その弾力の深い余韻を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...然るに君のこの精麗なる語句と音韻とに綴られた作品も...
芝不器男 「不器男句集」
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