...馬に乗ればそのたくみなことは韃靼(だったん)人さながらだった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...この怖(おそ)るべき韃靼(だったん)族が一たび訓練を経て文明的に軍隊を組織したならば...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...低い灌木の樫のしげった台地になっている所は西部の大草原(プレーリー)にも韃靼(だったん)のステップ草原にもつづくかと思われ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ケルバライの女房か娘と見えるトルコ風のズボンを穿いた若い韃靼女とが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...破格(ブロークン)なロシヤ語に韃靼語を混ぜながら言った...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...ワルソーを韃靼(ダッタン)化せんとするのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...だんだん淋しくなってくる韃靼冬には...
直木三十五 「南国太平記」
...韃靼冬(だったんとう)へ集まって...
直木三十五 「南国太平記」
...真っ黒な韃靼人風の髯とある...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...韃靼や土耳古の長劔が懸り...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...韃靼人にすらなかつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...白系韃靼人(はくけいだったんじん)...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...そしてその臣民がクリム韃靼人の侵掠を受けて苦しんだので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...天主僧ジャービョン西韃靼(だったん)に使した時...
南方熊楠 「十二支考」
...韃靼人は殺人を罪悪とせず...
南方熊楠 「十二支考」
...後になつてから韃靼人もこの土地へ来た事があるといふ事を聞きましたが...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...赤い着物を着て化粧をした韃靼人の女が...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...それが韃靼人やヤクツク人の間で大層流行つてゐる競馬だといふ事は...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??