...そしてつづいて食を与えないことになろう...
海野十三 「生きている腸」
...薬を与えたので一時は蘇生したが...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...疑いなくこれらはこれらの目的に広範に使われ良い結果を与えたであろうが...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...何一つ自由というものは与えられず...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「恐怖の幻兵団員」
...という題を与えられて...
太宰治 「苦悩の年鑑」
...歩行者の心のテンポにある加速度を与えるために自然に予定の行為への衝動を受けるのかもしれない...
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」
...技術的範疇組織という資格を与えなければならないのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...あちこちから投げ与えられると...
豊島与志雄 「楊先生」
...これが、お前に与える、わしの遺言じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...その上できるだけ病人に営養を与えて...
夏目漱石 「思い出す事など」
...バビロニア人が習慣としている多神教的な傾向をユダヤ人が変化させて倫理的価値を与えたのと同じように...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...国民全体に損失を与える結果になることを承知しながら...
久生十蘭 「あなたも私も」
...居間にいると思う」メリヘイブン閣下はマクスウェル氏にお礼を言わせる間も与えず...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...如何に沖縄の言葉が吾々に多くの暗示を与えるかを知らないのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...その年寄は本当にそうどなりたてたよ」たんば老はその年寄に解毒剤を与えた...
山本周五郎 「季節のない街」
...さらに関索(かんさく)に一千騎を与えて連絡をとらせた...
吉川英治 「三国志」
...蒲冠者(かばのかんじゃ)にすら与えずにあるのだ」「さればこそ...
吉川英治 「源頼朝」
...袂別(べいべつ)の眼(まなこ)を与えた...
吉川英治 「源頼朝」
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