...鞴(ふいご)のところでせっせと働いていたが...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...蹈鞴(たたら)しこふむ勢(いきほひ)に...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...金山の鑛石を鎔かす鞴のにその毛皮が是非必要なので...
江南文三 「佐渡が島から」
...鞴(ふいご)のやうな苦しさうな息遣ひをする...
薄田泣菫 「茶話」
...そして吹鞴(ふいご)のやうな音をさせて...
薄田泣菫 「茶話」
...地鞴踏(ぢだんだふ)んで...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...極めて原始的な玉鋼(たまはがね)と称する荒がねを小さな鞴(ふいご)で焼いては鍛え...
高村光太郎 「小刀の味」
......
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...むこうの鞴のそばでは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...)父親に代つて鞴の前に安坐(あぐら)をした...
牧野信一 「南風譜」
...忌々(いま/\)しさうに地鞴(ぢたゝら)を踏みながら...
三島霜川 「解剖室」
...蹈鞴と呼ぶことは上古以来変らぬのである...
柳田國男 「地名の研究」
...大なる踏鞴(たたら)というものを作り...
柳田国男 「雪国の春」
...鞴(ふいご)に赤い火も燃えていない...
吉川英治 「江戸三国志」
...仕事はしていないが鞴(ふいご)の囲いには赤い火が燃えさかっていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...鞴(ふいご)のそばの壁へ倚(よ)りかかって...
吉川英治 「宮本武蔵」
...鞴(ふいご)の火にあたっている武蔵を見て...
吉川英治 「宮本武蔵」
...鞴(ふいご)が唸(うな)り...
吉川英治 「山浦清麿」
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