...鞴(ふいご)のところでせっせと働いていたが...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...鞴を使って火を起こし...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...地面の上で鞴(ふいご)を動かし始めました...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...蹈鞴(たたら)しこふむ勢(いきほひ)に...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...鞴(ふいご)による送風装置が...
田畑修一郎 「出雲鉄と安来節」
...これが鞴祭の蜜柑か」「へい」顎十郎はニヤリと笑って...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...薄ぐらい大鞴(ふいご)仕立ての炉のそばで棟梁手伝いのさしずで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...鞴(ふいご)のような音をたてて吸いあげられていく...
久生十蘭 「肌色の月」
...謂(いわ)ゆる『鞴(ふいご)のような大鼾(おおいびき)』をかいて寝こんでしまうことで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...バツク台でボートの練習をしてゐるやうに前後に大きく体を屈伸させながら鞴の把手を動かせてゐた...
牧野信一 「南風譜」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...妄と地鞴踏(ぢたゝらふ)む...
三島霜川 「平民の娘」
...籥とは吹子(ふいご)すなわち蹈鞴(たたら)の道具である...
柳田國男 「地名の研究」
...蹈鞴と呼ぶことは上古以来変らぬのである...
柳田國男 「地名の研究」
...または一本踏鞴(たたら)などと伝え...
柳田国男 「山の人生」
...鞴(ふいご)の赤い火や...
吉川英治 「黒田如水」
...彼はまた鍛冶の鞴(ふいご)の中に突ッこんでいるような足を持てあまし...
吉川英治 「宮本武蔵」
...すぐその鞴の上の竹窓越しに...
吉川英治 「山浦清麿」
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