...鞦韆が大好きだった子供の頃の思い出が蘇る...
...鞦韆(しゅうせん)に抱き乗せて沓(くつ)に接吻(せっぷん)す大正七年四月十六日 婦人俳句会...
高浜虚子 「五百句」
...履(くつ)を持って鞦韆の上に乗せた...
田中貢太郎 「西湖主」
...鞦韆の索を投げて世高の来るのを待っていた秀英は...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...彼女は鞦韆の索を枝に結えなおして泣いた...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...木馬と金棒と鞦韆(ぶらんこ)とがあった...
田山花袋 「田舎教師」
...天井からは幾つかの鞦韆(ブランコ)がブラ下り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大に鞦韆をやることにしたといふ點に於ては一致して居るけれど...
原勝郎 「鞦韆考」
...葡萄牙ではバランソとなるとは云ふものゝ鞦韆が歐諸國中南部にのみ限りて行はるゝと云ふのではないことは勿論である...
原勝郎 「鞦韆考」
...多分鞦韆北方山戎之戯...
原勝郎 「鞦韆考」
...唐代には鞦韆を半仙戯とよびならした者とも見えるのみならず...
原勝郎 「鞦韆考」
...春秋時代に支那へ鞦韆が渡らなかつたと云ふ反證はないけれど...
原勝郎 「鞦韆考」
...周復俊の鞦韆咏には繍柱紆會有縁と云ひ王建の詞には長長絲繩紫復碧とある...
原勝郎 「鞦韆考」
...明の王問の鞦韆行に...
原勝郎 「鞦韆考」
...面白いことには鞦韆の戯が日中のみならず夜にも行はれたことである...
原勝郎 「鞦韆考」
...簡單な遊戯である鞦韆につき...
原勝郎 「鞦韆考」
...高無際の鞦韆賦に叢嬌亂立以推進...
原勝郎 「鞦韆考」
...倭名抄に斯く收録したものか又は鞦韆の譯名としてゆさはりの語が出來たものか其邊は明かでない...
原勝郎 「鞦韆考」
...足を鞦韆(ぶらんこ)のように下げている弟のそばへ行き...
室生犀星 「童話」
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