...登山家たちは、鞍部で休憩を取りながら次のルートを決めていた...
...まずは鞍部まで登って、そこから低地へと下る予定です...
...鞍部には岩場が多いので、しっかりした装備を準備しましょう...
...この山の鞍部は、夏でも雪解け水が流れているので、注意が必要です...
...鞍部から見下ろすと絶景が広がっていて、感動的でした...
...針ノ木峠は蓮華岳(二七九八)と針ノ木岳(二八二〇)との中間の鞍部(あんぶ)にある...
石川欣一 「可愛い山」
...午前八時には前記の鞍部...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...後方鞍部に引き返し...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...少々先きの嶮崖を下れば、梓川の本流と飛騨高原(たかはら)川の支流、右俣との水源地で、大きな鞍部、大槍に用のない猟手らは、常に此処を通って、蒲田谷方面に往復するそうである...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...馬の脊(せ)の様な狭い山の上のやゝ平凹(ひらくぼ)になった鞍部(あんぶ)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...場所は三俣蓮華と鷲羽岳との鞍部...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...鞍部地帯へ上ってくるが...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...まず鞍部地帯からかげり始めて...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...此れは平五郎山から十町許り進んだ所の鞍部で...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...カンチェンジュンガの西の鞍部...
久生十蘭 「新西遊記」
...反対のほうへ鞍部をさがしに出かけた...
久生十蘭 「新西遊記」
...やや広い平面をもった鞍部(コリドール)の突端で...
久生十蘭 「地底獣国」
...二つの松川の接触点に当たる念丈岳と奥南岳との鞍部で送った甘美なる一夜についての思い出も語らなければならない...
細井吉造 「二つの松川」
...イザル岳との最低鞍部まで下りたところで...
松濤明 「春の遠山入り」
...遮二無二悪沢へと直進して十二時半ようやく鞍部に着き...
松濤明 「春の遠山入り」
......
三好達治 「間花集」
...当世の語で鞍部(あんぶ)を通るのが一番に楽である...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
...先ほど我々が選んだ比較的標高の低い鞍部へと機首を向けた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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