...彼女の面色が悪い...
...彼の面色が複雑だった...
...プレゼン中、上司の面色を伺った...
...敵軍が面色を変えた...
...太(いた)く憂わしげな面色(おももち)で...
泉鏡花 「婦系図」
...派手な面色(おももち)して...
泉鏡花 「婦系図」
...神崎は夢の裡(うち)なる面色(おももち)にてうっとりとその眼(まなこ)を(みは)りぬ...
泉鏡花 「海城発電」
...いと晴々(はればれ)しき面色(おももち)にて...
泉鏡花 「海城発電」
...その様子が萎(しお)れるのを見たお君の面色(かおいろ)に不安があります...
中里介山 「大菩薩峠」
...お話を承りたいと存じます」「はい……」お絹はどこまでも殊勝な面色(かおいろ)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...やや明け方の光で見たこの少年の面色(かおいろ)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...面色殊に鮮かに笑めるが如き形であった...
中里介山 「法然行伝」
...兄の面色(めんしょく)の蒼(あお)いのに反して...
夏目漱石 「行人」
...伊織の面色は此時變つてゐた...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...面色さながら土のごとく...
森鴎外 「舞姫」
...忠房もさすがに面色をさッとかえて彼に(めくば)せした...
吉川英治 「剣難女難」
...面色を変えて訴えた...
吉川英治 「三国志」
...面色を変えたほどだった...
吉川英治 「三国志」
...沈痛な面色でやや久しく考えこんでいたが...
吉川英治 「三国志」
...曹休の面色もその時からまるで日頃のものでなくなった...
吉川英治 「三国志」
...非情にすら見える面色が一様に覚悟のていで居流れていた...
吉川英治 「私本太平記」
...自分の烈しい面色を隠すように俯向(うつむ)いたのであった...
吉川英治 「平の将門」
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