...面白いように登って行きます...
有島武郎 「僕の帽子のお話」
...如何にも面白いように微笑を浮べる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...面白いように思う...
海野十三 「恐しき通夜」
...かえって赤裸々で面白いようにも思う...
大杉栄 「獄中記」
...エスペラントは面白いように進んで行く...
大杉栄 「獄中消息」
...かえって赤裸々で面白いように思う...
大杉栄 「獄中消息」
...その女の児だけは面白いように釣れるんで...
谷崎潤一郎 「紀伊国狐憑漆掻語」
...農民小説は大抵面白いように思うのである...
戸坂潤 「読書法」
...一時(いちじ)は面白いように引きつづいて動いていた荷船はいつの間にか一艘(いっそう)残らず上流の方(ほう)に消えてしまって...
永井荷風 「すみだ川」
...働けば働くほど面白いようにお金が手に入るからであろうか? ――それもある...
永井隆 「この子を残して」
...実に面白いように早く話が纏(まと)まってしまうには驚いた...
夏目漱石 「坑夫」
...頭を引くと共に長いのが面白いように抜け出してくる」「蛇の骨抜きですね」と寒月君が笑いながら聞くと「全くの事骨抜だ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...いざ釣りはじめると面白いように喰いつく...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...自分は文学者ではないから面白いようにも読みやすいようにも書くことは出来ぬ...
久生十蘭 「黒い手帳」
...すぐ面白いように人の家のなかへ踏み込んでしまう...
堀辰雄 「晩夏」
...「私はどうもハイゼが面白いように思います」といったら「ハイゼならあるよ...
柳田国男 「故郷七十年」
...本当に面白いように顫えますこと」「まるで悪事でもみつけられたようだな」「――ええ...
山本周五郎 「めおと蝶」
...この頃は面白いように稼ぎのあること...
山本周五郎 「柳橋物語」
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