...地中海民族から第二線決戦の最大名手を出した事は面白いではないか...
石原莞爾 「戦争史大観」
...味いは無くても面白い歌という歌は有得べく思われる...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...とにかくほかの囚人と接触するのは面白いと思って黙っていた...
大杉栄 「続獄中記」
...隣室は世間師坊主の四人組、多分ダフのゴミだらう、真言、神道、男、女、面白い組合だ...
種田山頭火 「行乞記」
...そして面白い事にはこれらの条件はただ石炭さえあればほとんどすべて充たされる...
寺田寅彦 「話の種」
...しかし「面白い」ということは...
中谷宇吉郎 「面白味」
...組曲「動物の謝肉祭」といったものの方が面白い(ビクターJD五六二―四)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...管弦楽では山の妖異(ようい)の夜宴を描いた「禿山(はげやま)の一夜」が面白い...
野村胡堂 「楽聖物語」
...何しろ面白い勝負で」「何方が勝つたんだえ」「最初の一番は私...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...狂言皆面白いと言ってゐる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...みんな、何だってそんなに仕事を休んでいるのだ」と叱りましたが、この話を女中からききますと、やっぱり眼を丸くしまして、「おお、それは面白い...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...七十まで生き、すこし病人になって、そしてそうやって却って楽しい生活が夫婦にあるなんて、面白いけれど、でもねえ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ただ動きまわるのが面白い間...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...面白い事実を発見した...
柳田國男 「名字の話」
...面白い」と盃をあげたが...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
...何という面白いお話でしょう...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...彼の手に合わない人物も多少は出現して来るのだから面白い...
夢野久作 「近世快人伝」
...飲むことも飲むが、話は面白い...
吉川英治 「銀河まつり」
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