...獣(けだもの)にでも見つかったら...
秋田雨雀 「三人の百姓」
...お袋の腹の中が梅毒(かさ)腐れで……俺の眼を見てくれ……沢庵(たくあん)と味噌汁(みそしる)だけで育ち上った人間……が僣越ならけだものでもいい...
有島武郎 「星座」
...さながら勇躍せる鉄の獣(けだもの)の背にも似て...
魯迅 井上紅梅訳 「村芝居」
...けだものの血かね」人間の血液型は...
海野十三 「雪魔」
...何か陰気なけだものの目のように光っている...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...いろんな鳥やけだものがいるからな...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...鳥獣(とりけだもの)は雪中(せつちゆう)食(しよく)无(なき)をしりて雪浅(あさ)き国へ去(さ)るもあれど一定(ぢやう)ならず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...おらのは乾草だけだもの...
オイゲン・チリコフ 鈴木三重吉訳 「そり(童話)」
...獣(けだもの)のようなうなり声を立てた...
田中貢太郎 「黄燈」
...お浜の眼はけだものの眼のように光を帯びている...
中村地平 「南方郵信」
...血の荒れの見え透(す)く獣物(けだもの)じみた武辺流のなかでは...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...ともかく面会者と言えば田舎の警部だけだもの...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...叔父の実験は全く賭けだもの...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...獲物(えもの)を掴もうとするけだもののように鉤(かぎ)なりに...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...神田けだもの店(だな)(今の豊島通りを右へ廻った辺)に「二六蕎麦」という名物...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...けだものならけだものらしくするがいい...
山本周五郎 「柳橋物語」
...女はけだものだと...
山本周五郎 「やぶからし」
...気むずかしく不機嫌なけだものから...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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