...自由党の自由放任の資本主義経済によっては断じて打開されないと思うのであります...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...次に来たるべき人類文明の綜合的大成の時には断じてその中心たらしむべきものではない...
石原莞爾 「戦争史大観」
...機械工業についても断じて悲観は無用である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...もちろんこれは断じて闇取引じゃない...
海野十三 「共軛回転弾」
...断じて彼女のことを悪く言ったり軽はずみな陰口をきく者を...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...もはや断じておまえを自分たちのそばへ近づけはしないのだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...断じて不可能である...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...断じてありませんが...
中里介山 「大菩薩峠」
...いわんやわが輩においては、いずれが正しいか断言することを憚(はばか)るが、しかしもし夢なる文字を真実ならぬこと、事実ならぬこと、普通にいう本当でないという意味に用いるなら、僕は断じて、人生は夢でないと言いたい...
新渡戸稲造 「自警録」
...どういう場合でも断じてしないものなのである...
久生十蘭 「鈴木主水」
...茱萸は断じて山茱萸の略せられたものではなく...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...いや断じて! 加多源次郎...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...悪い年でも断じて減免を請求せぬことを言明せしめたが...
柳田國男 「地名の研究」
...この鼻なるものは断じてそんな表現界の死物ではない...
夢野久作 「鼻の表現」
...それが味方の禍いになるような愚(ぐ)は断じてしない...
吉川英治 「上杉謙信」
...断じて拒(こば)んでいるのだった...
吉川英治 「銀河まつり」
...――断じて、うかつには」と、諫(いさ)めた...
吉川英治 「三国志」
...この報復は断じて思い知らせずにはおかん」一令...
吉川英治 「三国志」
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