...断じて之(これ)を度外視することはできない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...断じて口には合わぬholothurian即ち海鼠(なまこ)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...断じて堕落はせじ!市川菊松は聖人だそうだ...
太宰治 「正義と微笑」
...断じて、作品の上の行きづまりではなかった...
太宰治 「春の盗賊」
...そは断じて事実にあらず...
谷譲次 「踊る地平線」
...断じて結婚してみせる...
豊島与志雄 「或る素描」
...断じていかん!」「お父さん!」「いかん!」この「いかん」という語が発せられた調子に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...断じて日本国の功労者ではない...
蜷川新 「天皇」
...断じて消すことも変へることも出来ないのである...
萩原朔太郎 「易者の哲理」
...わが国の少くも歌人の間には断じて第二人を知らない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...我輩の断じて許さゞる所なり...
福沢諭吉 「女大学評論」
...断じて笑ひ声ひとつ聞くこともない...
牧野信一 「その村を憶ひて」
...しかも断じて虚無という魔ものに引き込まるることなく...
吉川英治 「黒田如水」
...断じてないはずの人間だ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...断じて姫路が優(まさ)っている...
吉川英治 「新書太閤記」
...老臣の任は、国の危急存亡に際して、よくその処断(しょだん)をあやまらず、国の滅亡を支(ささ)えて、領土の民の安穏を保つにあると信じますので、これへ参って、殿のお怒りにふれても、所信をとおす覚悟にございます」「いかに口賢(くちがしこ)く申しても、元親は断じて、秀吉に降(こう)は乞わぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...そんなことはない! 断じて...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...断じて「切れ」と云うのみでゆるさない...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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