...非常に細かい作者の人格...
田山録弥 「小説新論」
...どうもアフリカの内地から来る非常に細かい砂塵(さじん)らしい...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...非常に細かい塵(ちり)のようなものです...
寺田寅彦 「茶わんの湯」
...非常に細かいものである...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...この火花は非常に細かい炭素粒の塊が或る種の塩らしい透明物質に包まれたものであるということであった...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...土の中に非常に細かい微粒子が混じていることが大切な要素であることが分り...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...その下に在る土に非常に細かい罅(ひび)が沢山出来ることが分ったのである...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...しかも其曲線のカーヴが非常に細かいのです...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...もし彗星の尾が非常に細かい小片(パーチクル)からできているとすれば...
夏目漱石 「三四郎」
...思考についての非常に細かい区別や微細な点を仮定する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...つまり非常に細かい白毛が密布するのである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...近頃非常に細かい柄に進み...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...非常に細かい線描になっているようですが...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
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