...非常なくるしさとたたかっているのであった...
海野十三 「氷河期の怪人」
...ただ旦那様という方は非常な美男子で...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...非常に勇気を奮つて(結婚には人殺しをするのと同じやうに非常な勇気が要る...
薄田泣菫 「茶話」
...かゝる手段は非常な節約となるであらうが...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...私たちにとっては非常な魅力なのですから...
太宰治 「風の便り」
...非常な自信をもって...
太宰治 「畜犬談」
...これまた元老院の非常な憎まれものでありましたが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...とにかく人々は非常な努力をする...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...――これが全身完全だと非常なものですが...
夏目漱石 「野分」
...心の諸活動について完全な正しさと厳密さで語ることの非常な困難について言及しないまま...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...ノルマ・キス夫人は非常な美人である...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...私は本書の執筆中にたまたま非常な歯痛を覚えた...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...フランソアの非常な面倒と心配なしでは得られるものでなかつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...……にも拘わらず挿絵の方は非常な好評で...
夢野久作 「挿絵と闘った話」
...非常な相違がある...
横光利一 「作家の生活」
...」上り汽車はすぐ来たが非常な混雑だった...
横光利一 「夜の靴」
...戦(いくさ)のため、河止めというような、非常な時にせよ、そこらの蘆間(あしま)や、河原草のなかに、物見舟は隠してあるものだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...宮本武蔵を語るには非常な明るさがある...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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