例文・使い方一覧でみる「青鈍」の意味
スポンサーリンク...青鈍（あをにび）の水干と... 
芥川龍之介 「芋粥」
...みすぼらしい青鈍（あをにび）の水干に...
芥川龍之介 「芋粥」
...青鈍（あをにび）たおまへの声の森に銅（あかゞね）を浴びたこの額を沈めたい柔く柔く 毛細管よりも貞順にオーボアよ胸を踏め睫毛に縋れ...
富永太郎 「四行詩」
...青鈍（あおにび）色の柔らかい紙に書かれた字は美しいようであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...空蝉（うつせみ）の尼君には青鈍（あおにび）色の織物のおもしろい上着を見つけ出したのへ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...青鈍（あおにび）色の几帳（きちょう）の感じのよい蔭（かげ）にすわっている尼君の袖口（そでぐち）の色だけにはほかの淡い色彩も混じっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...青鈍（あおにび）色の細長...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...青鈍（あおにび）色の支那（しな）の錦（にしき）の指貫（さしぬき）を穿（は）いて整えた姿は重々しい大官らしかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...青鈍（あおにび）色の一そろいを夫人は新尼君のために手もとで作らせた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お使いへは青鈍（あおにび）色の綾（あや）の一襲（ひとかさね）をお贈りになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...青鈍（あおにび）などに喪服を着かえさせ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...青鈍（あおにび）色の几帳のすぐ向こうへ来て挨拶（あいさつ）をした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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