...次の朝は綺麗に霽(は)れた...
石川欣一 「可愛い山」
...連日の雨は霽れたれど...
大町桂月 「春の筑波山」
...果して夕立はからりと霽(は)れ上つてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...ただ私の胸にも昨夜以来モヤモヤと蟠(わだかま)っているこの妙な気持を幾分でも霽(は)らさなければ...
橘外男 「逗子物語」
...座右銘としておこるな しやべるな むさぼるなゆつくりあるけ しつかりあるけ三月七日降つたり霽れたり...
種田山頭火 「行乞記」
...・朝戸あけるより親燕・こゝもそこもどくだみの花ざかり・水田たゝへようとするかきつばたのかげ・梅雨晴れの山がちゞまり青田がかさなり・つゝましくこゝにも咲いてげんのしようこ□・お寺まで一すぢのみち踏みしめた・うまい水の流れるところ花うつぎ・山薊いちりんの風がでた・水のほとり石をつみかさねては(賽の河原)霽れて暑い石仏ならんでおはす夏草おしわけてくるバスで昨日も今日もまたサケナシデー...
種田山頭火 「行乞記」
...上州を出て熊谷辺に掛ります時には霽れまして...
徳富蘇峰 「弟を葬る」
...霽れるのを待つつもりだったんですが...
豊島与志雄 「変な男」
...朝靄がようやく霽(は)れた通りには...
中村地平 「宮崎の町」
...夜中にひどくなりましたよ」「降り止んだのは」「大降りだつた割りに早く霽(は)れたやうですね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二三日つづいた雨が霽れると...
原民喜 「火の踵」
...著者の胸中はタダ光風霽月害毒の十六ヶ条我出版界のため...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...雨過藍島霽...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...雪の新に霽れた日であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...さて自由の風に心霽(はら)して...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...この山房の午後の空気も暫時霽れ間を見せて来なかった...
横光利一 「旅愁」
...折よく霽れて来たことを口にするのも実感が籠った...
横光利一 「旅愁」
...頃来(けいらい)の長雨も霽(は)れ...
吉川英治 「新書太閤記」
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