...万一断られた場合には感じそうな不快さえ露骨に透(す)かせて見せた...
芥川龍之介 「路上」
...母の気持が露骨になるにつれて...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...だん/\露骨になり...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...さう露骨には云はない迄も...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...彼の敵意は露骨になつていつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...ここでは一等露骨に...
戸坂潤 「科学論」
...わが国になるとそれがもっと徹底的に露骨に...
戸坂潤 「読書法」
...この弱点は愈々露骨にさらけ出されるわけだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...露骨にもちかけてくるひともある...
豊島与志雄 「好人物」
...彼が自分の父や母や情婦のことを露骨にあばいてる同じ章の中にも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...現今の教育の結果は自分の特点をも露骨に正直に人の前に現わす事を非常なる恥辱(ちじょく)とはしないのであります...
夏目漱石 「教育と文芸」
...從つてあんまり露骨に奇々怪々だつたり...
南部修太郎 「探偵小説の魅力」
...彼がその同胞なる米国人を警戒するに親切であることは、彼の従来の著書に現われているが、かくも露骨に、しかも外国人にあてて自国人の欠点を忌憚(きたん)なく述べた彼の勇気は実に敬服の至りである...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...塀の上端(うわば)越しに頭から爪先まで露骨に見せてしまう...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...露骨にうれしそうな童顔になって...
火野葦平 「花と龍」
...などと露骨にやつつけてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...よせよせ」梅田は露骨に眉をひそめた...
山本周五郎 「新潮記」
...間もなくこの露骨に印度人の集会を嫌う英国風の街の中を...
横光利一 「上海」
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