...それ故に軍人志望が空(むな)しくなると同時に外交官を志ざして旧外国語学校の露語科に入学した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...かつ露語科に入った当初の志望こそ外交官であったが...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...七 官報局及び雌伏時代露語の両川・高橋時代の官報局・精神心理の研究・罪悪心理と下層研究・最初の家庭生活の失敗・『片恋』・官報局を去る二葉亭の仕官を説く前に先ずその恩師古川常一郎を語らねばならない...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...日露戦争に参加して抜群の功績を挙げた露語通訳官の多くは二葉亭の薫陶を受けたものであった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...露語と朝鮮語の宣伝びらや...
林不忘 「安重根」
...中央の机に腰かけて露語新聞を読み...
林不忘 「安重根」
...ロシア人よりも露語の達者な劉君が一緒に行ってくれると言うんだから...
林不忘 「安重根」
...この「ギリ」は露語の「ゴーラ」に縁がありそうに見える...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...一方ではまた露語でgがhに代用されまた時にvのように発音されることから見ると...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...日本全國の港々の通詞でなければならず、蘭語は勿論、英語、露語、佛語の通詞でなければならなくなつてゐた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...日本人の短篇を露語に訳して見たいという希望やら...
夏目漱石 「長谷川君と余」
...外國語學校露語科の出身者で...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...露語を読めぬ人も幾分は原文の妙を想像する事が出来やせんか...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...露語でオショール...
南方熊楠 「十二支考」
...露語で雄ペツーフ...
南方熊楠 「十二支考」
...除村さんは親切にやると露語をうけている人が云っていた...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...運よく小樽高商の露語教師になることができた...
柳田国男 「故郷七十年」
...露語に精しい加藤さんが碑に書かれた死者の名や簡単な履歴を読んで下さる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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