...子供が雪兎(ゆきうさぎ)を綿でくるんで机の引き出しにしまって置くようなもので...
太宰治 「虚構の春」
...あるだけのものを着てあたゝかうをる・かあいらしい雪兎が解けます・豆腐屋さんがかちあつた寒い四ツ角雪の朝の郵便も来ない雪の夕べをつゝましう生きてゐる・逢うて戻ればぬかるみ・十分に食べて雪ふる雪の夜半の誘惑からのがれてきた寒ン空...
種田山頭火 「行乞記」
...雪兎一(ひと)はねはねぬか 雪兎...
野口雨情 「未刊童謡」
...足なし兎は 雪兎...
野口雨情 「未刊童謡」
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