...彼の注意と愛情との全體を集中することであつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...彼が物質の集中する時期と散逸する時期とが交互に来ると考えたのはインドにおける静止と発達の両時期の考えを思い出させるものがある...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...救援隊の僚艇から集中するサーチライトによって...
海野十三 「怪星ガン」
...黄金仮面に集中する...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...共産黨は主としてドイツに向つてその注意を集中する...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...伯爵はもっぱら枢密会議に精力を集中するのが一番いいのであって...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...一つに集中することが出来ぬからであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...吾々の問題は物理学に於ける空間概念の検討に集中する...
戸坂潤 「科学方法論」
...――だがインテリゲンチャの問題は元来インテリジェンスの問題に集中する...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一個の首領ありて一党の勢力を集中する是れなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その悪口とに集中する...
中里介山 「大菩薩峠」
...尾張名古屋の城に集中する...
中里介山 「大菩薩峠」
...みんなの心が集中するから...
中里介山 「大菩薩峠」
...事情によっては彼らの票を集中するウォーレスの党をもっているのであるから...
宮本百合子 「新しい潮」
...書きかたの練達へと集中する...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...会員制による試演会に集中するがよい...
三好十郎 「恐怖の季節」
...またその注意がこれっぱかしのものに専心し集中するにも当るまいとそのまま消えてなくなりそうにも思われたから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...さながらに林檎酸(りんごさん)の一滴に集中する精虫の観がある...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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