...)隔てる、くずれかかった築土(ついじ)があって、その中に、盛りをすぎた合歓(ねむ)の木が二三本、こけの色の日に焼けた瓦(かわら)の上に、ほほけた、赤い花をたらしている...
芥川龍之介 「偸盗」
...そこで一日一日と人間とクサカとを隔てる間が狭くなった...
レオニイド・アンドレイエフ Leonid Andrejew 森鴎外訳 「犬」
...心と世とを隔てる幕...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...死が二人を隔てるまで...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...いつのまにか映画と実際との二つの世界の間を遠く隔てる本質的な差違を忘れてしまっているのである...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...でも彼は自分とハスレルとを隔てる人々の着物や足の間に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...外の電車通りと運動場とを隔てる囲いには...
中島敦 「プウルの傍で」
...李陵は己(おのれ)と友とを隔てる根本的なものにぶつかっていやでも己(おのれ)自身に対する暗い懐疑に追いやられざるをえないのである...
中島敦 「李陵」
...和助さん」と隔てるお舟...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...生死境を隔てると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...左手に側廊(アイル)を隔てる円柱の列が高い穹窿天井(ヴウト)を支え...
久生十蘭 「ハムレット」
...また世の中から隔てる防壁のやうでもなかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...三階の表と裏の部屋々々を隔てる階段につゞいた長い廊下で...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...二部屋隔てゝゐたにも拘らず私は一語々々聞きとつた――西印度(にしインド)の家屋の薄い仕切(しきり)は彼女の狼のやうな叫び聲を隔てるのにほんの僅かしか役に立たなかつたのです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ヒトと貧乏人を隔てる湾のかけ橋だったりする...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...「月影は見し世の秋に変はらねど隔つる霧のつらくもあるかな霞(かすみ)が花を隔てる作用にも人の心が現われるとか昔の歌にもあったようでございます」などと源氏は言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...はるかに雲が隔てるというほどの山でもないのですから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今まで話していたスフィンクスと己との間を隔てるには十分だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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