...はっきりしているようであった...
海野十三 「火星兵団」
...それを区別するのに最もはっきりしている点は...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...「これは今までのものよりはっきりしている...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...ただ素姓のはっきりしている者...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そこまではだいたいはっきりしている...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...そして彼は頭がはっきりしているのを感じた...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...言葉もはっきりしているし...
豊島与志雄 「慾」
...「まだお移りにならないんでございますか」女の言葉ははっきりしている...
夏目漱石 「三四郎」
...平仄に強くアクセントがはっきりしている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...何でもはっきりしているのだとおっしゃいました...
林芙美子 「お父さん」
...はっきりしているじゃありませんか」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...こんどはいくらか頭がはっきりしている...
久生十蘭 「肌色の月」
...一つはっきりしているのはグレイの居場所をアイダ嬢が知っていることです...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...はっきりしているところ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...だがその中で性質が一番はっきりしている一つは角館(かくのだて)の樺細工(かばざいく)である...
柳宗悦 「樺細工の道」
...さぶが訪ねて来たことではっきりしている...
山本周五郎 「さぶ」
...その文書がなにを意味するかはあまりにはっきりしている...
山本周五郎 「新潮記」
...それのはっきりしている上層中流の人士でもかつての自国の歴史に徴(ちょう)して...
吉川英治 「三国志」
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