...三以上述べたる国貞国芳国直ら豊国門下の画工にはまた更に無数の門弟の随従するあり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...それに随従する無頼漢風のが数名...
中里介山 「大菩薩峠」
...これに随従する指揮官は勝麟太郎(かつりんたろう)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「自分の身は使節に随従して来て居るものであるから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私は小野に随従(ずいじゅう)して行くことになりました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...幕臣また諸藩士中の佐幕党(さばくとう)は氏を総督(そうとく)としてこれに随従(ずいじゅう)し...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...鷲より鶉(うずら)に至る諸禽とことごとく随従して命を聴かざるなし...
南方熊楠 「十二支考」
...塾生中午食の辨当を持つて随従したものは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...五代目坂東彦三郎に随従してゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...門人中主要なるものが師のために謀つて何人をして随従せしめようとしたかの問題である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小野富穀(ふこく)の如きは例として随従した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...石川貞白が随従するのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其節正桓(まさたけ)公に随従して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかるに頼朝に随従して功名した武士どもは...
柳田國男 「名字の話」
...かつて九郎判官(ほうがん)に随従して高館にいるとき...
柳田国男 「山の人生」
...諸国の地方神に随従して神徳を宣伝したという眷属(けんぞく)の小神にも...
柳田国男 「山の人生」
...随従の輩(ともがら)には...
吉川英治 「三国志」
...諸念旧見(くけん)を捨てて師に随従するのが学道第一の用心である(随聞記第五)...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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