...本郷三丁目に來て降りるのだといふ...
石川啄木 「天鵞絨」
...しぐれ、どこかで三味を弾いてる水兵さんがならんでくる葉ぼたん畑今年のお正月もお隣りのラヂオひそかに蓄音機かけてしぐれるけふも返事が来ないしぐれもやう・ひとり住んで捨てる物なし二階ずまゐのやすけさのお粥が出来たお正月もすんで葉ぼたんの雨となつてさん/″\降りつめられてひとりぬかるみふみゆくゆくところがない・重いもの負うて夜道を戻つて来た・戻れば水仙咲ききつてゐる今夜は途上でうれしい事があつた、Sのところから、明日の句会のために、火鉢を提げて帰る途中だつた、重いもの、どしや降り、道の凹凸に足を踏みすべらして、鼻緒が切れて困つてゐると、そこの家から、すぐと老人が糸と火箸とを持つて来て下さつた、これは小さな出来事、ちよつとした深切であるが、その意義乃至効果は大きいと思ふ、実人生は観念よりも行動である、社会的革命の理論よりも一挙手一投足の労を吝まない人情に頭が下る...
種田山頭火 「行乞記」
...夜の降りが強かつたので秋の空は研ぎ出したやうに冴えて見える...
長塚節 「隣室の客」
...降りて行って見ると...
夏目漱石 「永日小品」
...二重窓を降して冷たい沈默を包んでゐる煉瓦や石造りの暗い家並...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...「降伏日本」を生ぜしめる原因になったのである...
蜷川新 「天皇」
...あの方もベッドから降りていらしって...
堀辰雄 「菜穂子」
...船長が下へ降りて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...この台察児(タイチャル)に向って降伏をすすめるとは何ごとだ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...窓に腰を降して海の上を見晴した...
牧野信一 「鱗雲」
...百合子は箱根に来てからは彼とは部屋を別にして新婚者用の風呂に鍵を降して独りで取り済してゐた...
牧野信一 「好色夢」
...天は祝福を降すであらう...
柳宗悦 「雑器の美」
...急いで降りて来られると言う村もある...
柳田国男 「年中行事覚書」
...東京駅で降りて築地の八方館という小さな宿屋に風呂敷包とバスケットを投込むと直ぐに理髪店に行った...
夢野久作 「冥土行進曲」
...姉が写真の面白さに手を弛めてゐると膝から降りて...
横光利一 「悲しめる顔」
...急ぐ女の一むれ……女達の踏む所に紅水晶の色の香水光の如くに降り注ぎ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...折ふし――降参ノ輩...
吉川英治 「私本太平記」
...敵の高岡城をそこに仰ぐと、藤吉郎は、駒を降りて、郎党の手に手綱をあずけ、ひとり濠の縁(ふち)まで進んで行った...
吉川英治 「新書太閤記」
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