...友達(ともだち)の附合(つきあひ)でな...
泉鏡太郎 「一席話」
...松二郎も附合のやうに空を見あげた...
竹久夢二 「砂がき」
...私と對等の附合ひをしようとたくらんでゐるらしいが...
太宰治 「お伽草紙」
...私もお附合いに、聞かせてもらう事になった...
太宰治 「庭」
...身辺の者との附合いですよ...
太宰治 「未帰還の友に」
...要もお附合いに節をおぼえてしまったのである...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...例へば酒を飲むにしても一人では呑まない、附合ひで呑む、之れも世に出度いといふ一つの策略から呑むのだといふ頭を持つて居ました...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...」須田の細君もお附合いに同じようなことを言って笑っていたが...
徳田秋声 「黴」
...よくお附合いなさい」「本当ですか……まじめな人って...
中里介山 「大菩薩峠」
...人附合ひが嫌ひで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...近所附合もあまりないらしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今日は附合ってもらおう...
久生十蘭 「春雪」
...いよ/\気が合わねば遠くに離れて附合わぬ計(ばか)りだ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...)たゞ人附合がほんとに下手なんですね...
水野仙子 「道」
...マルリンクの一家(け)とも附合(つきあ)っていると見えるね...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...附合があるからだのなんのと云ったが...
森鴎外 「雁」
...附合(つきあい)だと思って優しくして遣って御覧なさい...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...この男の鴉附合(からすづきあい)が厭(いや)でならぬ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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