...友達(ともだち)の附合(つきあひ)でな...
泉鏡太郎 「一席話」
...これからその気で附合いねえ...
泉鏡花 「婦系図」
...あなた方も野宿のお附合いはお気の毒ですね」一人が皮肉な調子でそういえば...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...松二郎も附合のやうに空を見あげた...
竹久夢二 「砂がき」
...附合いを派手にして日夜顕官に饗応(きょうおう)し...
太宰治 「新釈諸国噺」
...身辺の者との附合いに於いて...
太宰治 「未帰還の友に」
...真宗である私の家とは日頃何の附合もない...
外村繁 「打出の小槌」
...よくお附合いなさい」「本当ですか……まじめな人って...
中里介山 「大菩薩峠」
...私のところへ出入りしてお芝居へもお花見にも附合ひ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お附合(つきあ)いで困ったのが通いの先生だった...
長谷川時雨 「源泉小学校」
...來(く)るをば待(まち)かねて結城(ゆふき)さん今夜(こんや)は私(わたし)に少(すこ)し面白(おもしろ)くない事(こと)があつて氣(き)が變(かは)つて居(ゐ)まするほどに其氣(そのき)で附合(つきあつ)て居(ゐ)て下(くだ)され...
樋口一葉 「にごりえ」
...世間の贅沢附合(ぜいたくつきあい)に浮かれて内を外にし...
福沢諭吉 「女大学評論」
...いよ/\気が合わねば遠くに離れて附合わぬ計(ばか)りだ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その附合せは上等の仏蘭西豆(ふらんすまめ)か何かでセリーソースをかけます...
村井弦斎 「食道楽」
...人参を附合せに食してよし...
村井弦斎 「食道楽」
...多少の嫌もある藝人附合をしなくても...
森鴎外 「半日」
...昭和十四年四月木綿以前の事一『七部集』の附合(つけあい)の中には...
柳田国男 「木綿以前の事」
...あんまりキチンとして囃子方に附合い過ぎるので翁から叱られる位であったという...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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