...曲二つまで附き合ひて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...お家附きの奥様は玉のような若様をご安産遊ばしました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...病室には私だけが附き添っていた...
谷崎潤一郎 「鍵」
...わたくしの方でも判断が附きません...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...骨附きの痩肉(やせにく)ではあるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...取附き場所は、この円筒形のタクシイがはいれるような、少し大きい円筒になっていて、外側と内部とに、気密の扉がある...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...今日半日神妙に附き合つてよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この上附き合つてゐると朝のうちから轉げ廻るほど笑はされるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何彼とお前に附き纒(まと)つたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この晩の大捕物で全部片附きさうな氣がして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...べつとり紙に血が附きます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私に附き纒(まと)つて來る――と」「フーム」「何んでもこの節は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...馬車やお附きをつけて...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...それも大概は横浜に住んで西洋人と附き合つてゐる人々であつた」第一句はこの時代の風俗であり...
正岡容 「大正東京錦絵」
...茶碗と箸(はし)とは一つづつ借り受けたるのみにて洗ふ事もなく殊に食事のたびに茶を飲み得ぬ事多かれば茶碗も箸もきたなき物がりがりと附きて不愉快言はんかたなし...
正岡子規 「従軍紀事」
...ゴタゴタと附きまとうし...
三好十郎 「樹氷」
...かなり親しく附き合つていた國友大助だつた...
三好十郎 「肌の匂い」
...以前の所あてに弟が葉書を寄越したものと見えて附箋附きで先刻(さつき)それが屆きました...
若山牧水 「一家」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??