...意地惡さうな目附きには...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...四千八百鑵に附き)――二百四十圓...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...三四人の家族に附き米三俵...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...師匠も初めて心附き...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...いろんな文学者と附き合いがあったからな」しかし...
太宰治 「親友交歓」
...とはじめて気が附き...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...持参金附きは結構だけれど...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...秋が来て紅葉(もみぢ)が色附き...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...だが二三日も附き合って見ると...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...その傍に附ききりの姿です...
中里介山 「大菩薩峠」
...二人のエライ先生がお附きだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...噛附きさうだから避けよう』と思つて避ける...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...お心附きは御座いませんか」虚無僧が手形と言つて置いて行つた紙片を見せました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兵隊やお附きの人らしいのが右往左往していたが...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...こゝまで流れて来た刹那! 私はハツ! と気附きました...
牧野信一 「青白き公園」
...またその上にその種子には肥厚せる肉阜が附きこの肉阜は後ち容易に種子から離れる様に成っている...
牧野富太郎 「植物記」
...斯んな男に附き纏う貧困こそは悪性のものに相違ない...
松永延造 「職工と微笑」
...そこら血だらけで犬の口に血が附きいた...
南方熊楠 「十二支考」
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