...「元禄びとの」、――僕は敢て「元禄びとの」と言つた...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...この地方の官憲と気脈を通じているという噂のために一層「貫禄」が加わった...
犬田卯 「瘤」
...このほか元禄の作家として鬼貫及びその一派にも説き及ぼさなければならぬのでありますが...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...そういう意味から言って現代の俳諧に元禄時代(げんろくじだい)のような句ばかり作ろうとするのは愚かなことであろう...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...春信の板画には菱川(ひしかわ)一派の板画に現はれたる元禄時代の放胆なる筆勢は全く消滅してまた尋ぬべくもあらず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...まったく、武げいや幻術に負けて、いちいち腹を切るのはばかげた考えで、体面にこだわらずに、家と禄をすてて、技をみがくほうが、どんなに男らしいかわかりません...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...ちょいと待って下さい」禄兵衛はそう言いながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三日目に、番頭の禄兵衛は、店で紙入を紛失しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あッという間に禄兵衛を叩き伏せ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大した貫禄の人間ではなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...やがて家禄を継ぐ事になっている――と村川菊内が説明してくれます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それも小禄(しょうろく)の御家人だけに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...元禄の佳句に至りては天明の及ぶ所にあらず...
正岡子規 「俳諧大要」
...此(これ)は元禄の...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...終身禄奉還一件也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...家禄と年俸と合わせた収入がある...
山本周五郎 「竹柏記」
...食禄(しょくろく)などはいかがであるか...
山本周五郎 「山彦乙女」
...禄を与えておくのはなんのためと思う...
吉川英治 「鬼」
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