...そしてそれぞれ適当(てきとう)な指導役(しどうやく)をお附(つ)けくださいますので……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...真に仏国に決戦を強いんとするならばサンカンタン附近を突破し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...氣(き)を附(つ)けて行(い)らつしやる方(はう)が可(よ)からうと思(おも)つたからです...
泉鏡太郎 「艶書」
...却つて其信用は五百万円にも或は三百万円にも附かない事になるかも知れない...
井上準之助 「最近欧米に於ける財政経済事情」
...納骨には打(う)つて附(つけ)の代物であつたが...
薄田泣菫 「茶話」
...どうしたんでしたの?」と憂わしげに附け加えた...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...それからセルロイド櫛(くし)の飾り附けもやつた...
武田麟太郎 「反逆の呂律」
...後の半分に對しては吾々は附和雷同の弊に陷らない樣に警戒せねばならぬと思ひます...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...牛込見附まで來ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...取散らかした部屋の中を片附けて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...近所の娘が小言の引合は何時も此家(こちら)の御孃樣との噂聞に附...
長谷川時雨 「うづみ火」
...古来女性の学問教育を等閑(なおざり)に附して既に其習慣を成したることなれば...
福沢諭吉 「新女大学」
...叔父の附き添ひであるかのやうになつてゐたが...
牧野信一 「妄想患者」
......
武者金吉 「地震なまず」
...黐竿(もちざお)の尖(さき)をつと差し附けるような心持がする...
森鴎外 「食堂」
...すなわち鯨(くじら)岱・鯨沢と言うように一の固有名詞が岱と沢とに附いて併存している...
柳田國男 「地名の研究」
...お附の者に連れられて自分の室(へや)に帰って...
夢野久作 「白髪小僧」
...附近の村々からも信者が長崎の会堂に集まって来た...
和辻哲郎 「鎖国」
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