...初めて人生の曙の光が動いて居ると氣が附いてから...
石川啄木 「葬列」
...あと片附は晩飯(ばん)と一所...
泉鏡花 「薄紅梅」
...附属品であるといふことと同意義であるといふ様な滑稽な観念は排除されてしまはなければなるまい...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「婦人解放の悲劇」
...お気附きになる筈です...
太宰治 「斜陽」
...よくそこに気が附いたね...
太宰治 「渡り鳥」
...武裝整へ剛勇のパトロクロスに附き來る衆軍...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...それから同情者の寄附により續々建築されて居る十坪住宅(必ずしも十坪と限らず...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...居間の小姓二人が必ず附添う...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...三人女学生風の女が見附の柵(さく)に腰をかけて涼んでいたので...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...関所役人から附近のはなしなどを聞いていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この両県の境附近を流れる北上川の支流磐井川の出水は...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...小學下等の教は地方の協議に附して小學校に任ず可しとするも...
福沢諭吉 「帝室論」
...スモークをたいてむせ返り乍ら野川君の家の附近七八カットやった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...真青な怨めしそうな眼を見附けるのも造作ない事であった...
松永延造 「職工と微笑」
...打(ぶ)っ附(つ)からないかも知れません...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...あらゆる媚態(びたい)と条件を附して...
吉川英治 「三国志」
...やがて東村山から恋ヶ窪(現・国分寺駅附近)の方へ...
吉川英治 「私本太平記」
...附近の様子を見とどけ...
吉川英治 「新書太閤記」
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